具体的な数字で言いますと、昨年度末は地震保険の契約件数が前年度末比4.5%増加し1126万件を超えました。特に能登半島地震を経験した石川県が前年度に比べ17%近く増加したのが特徴的でした。やはり、地震を経験した地域の伸びは凄いですよね。加入率が最も高い県は高知県で72・2%で危機意識が強いと言えますね。2番目が愛知県の62・6%、3番目が宮城県の61・5%で毎回、同じ顔ぶれです。
知っておられる方も多いとは思いますが、そもそも、地震保険は、単独では加入出来ず必ず火災保険とセットで契約しなければなりません。この事は案外、知られてないみたいなんです。皆さんもご自身の保険証券を一度、確認してみましょうね。ただ、地震等が起きてから慌てても無駄ですよ。年末は、火災も含め災害が増える時期でもあります。保険代理店の私が言うのもなんですが、地震大国日本、新規加入や契約の見直しは出来るだけ早く検討してみては如何ですか?
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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