「美女と野獣」をアドラーで読み解く・2
-
こんにちは。湯田博和です。
前回のつづきです。
>>
つまり、その相手の女性がどんな人で、どんな価値観を大切にしているかわかると、相手を大事にできます。
こことても大事なんですよ。男女の会話では。
「大事にしている価値観」を聴かれて嫌な人はいません。
どういうことかと言うと、例えば、スポーツは好きか?という話題になったとして、「わたし野球が好きなんです。」とお相手から返って来ました。
自分は、野球が嫌いで、サッカー観戦が大好きだとします。
さて、皆さんなら、どうしますか?
「なんだ好みが合わないな。次の質問考えなきゃ」と焦ります?
最悪なのは、「相性が合わない。こいつとは次は無いな。」と判断してしまうこと。
正解は、一歩踏み込んで、「野球が好きなんですね? いつ頃からですか?」あるいは「どうして好きなんですか?」
と柔らかく(詰問調にならないように)聴いてみるのです。
そうすると、父や兄や、誰か大人に連れて行かれた子供の頃の想い出を語るかもしれません。
一つ一つのプレーに真剣なプロ選手の一挙手一投足に感動した体験を語るかもしれません。
「自分ももっと勉強を頑張ろうと思った」とか、心の琴線に触れることを語るかもしれませんし、「大人から子供までファンが一体となって応援してる、あの独特の雰囲気が好きなんです。」になるかも。
そうなったら「それってサッカーも一緒なんですよ。」と話を広げることができたり、スポーツ観戦の醍醐味という意味ではサッカーも野球も共通で、共感しあえたり、「今度、野球に一緒に行きませんか?」とか、「サッカーに連れて行ってくれませんか?」となる可能性だって広がります。
要は心が通じ合うことを目的に、お相手の人間性に興味を持ってみることなんです。
映画で、美女と野獣が心を打ち解けてゆく切っ掛けとなったのは、城の中にあった大量の本でした。
美女は読書好きで、本を読んでその世界の中に浸ったり、想像の翼を広げたり、読書の体験を語り合う仲間や友人がいなくて、村人たちからは孤立していたのです。
魔法を掛けられてからの野獣は、その孤独の深さゆえに、やはり誰とも心を通わせる相手がいなかったのです。
シェクスピアの書いた戯曲を通じて、二人の心の距離が一挙に縮まった瞬間がありました。
アドラーいわく。(『嫌われる勇気』P181)
>>
自己への執着を、他者への関心に切り替えていくのです。
>>
ふたりの人間がいたら、そこに社会が生まれ、共同体が生まれる。
社会の最小単位は、「わたしとあなた」だと。
ではまた。(つづく)
こうした心の距離を縮める簡単な会話術は、NLPやアサーションを使って、学ぶことができますよ。
リアルラブへのご入会やカウンセリングをご検討の方はこちらのサイトをご覧ください。
お申し込みはこちらへ
恵比寿の結婚相談所!成婚率62,5%の婚活相談とカウンセリング
営業時間10:00~21:00
東京都渋谷区恵比寿3-36-13-308
湯田佐恵子&博和 0334433090
・恵比寿の結婚相談所 システム・料金
・東京・恵比寿の結婚相談所 リアルラブへのアクセス
・結婚相手を引き寄せる9つのステップ
・恵比寿の結婚相談所リアルラブへのお問い合わせ
・電話番号 0334433090
恵比寿・白金台・広尾・目黒から徒歩15分以内。東京・新宿・池袋・横浜・さいたまなどからお越し頂いております。
出会い 結婚相談 高成功率 交際中の彼(彼女)と結婚したい方 婚活サイトで活動中の方もOKです。