トレーナーの「労働時間」と考え方 - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
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福島 多香恵
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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トレーナーの「労働時間」と考え方

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  こんばんわ

 

最近、「トレーナーの長時間労働」について

 

質問を頂いたので、その時話したことを綴ってみますね

 

 

 様々な方が述べている様に

 

まず「長時間労働」と一言で言っても

 

色々なタイプがありますよね

 

 

 例えば

 

能力×集中力×時間

 

という式で「生産価値」を考えてみると

 

 

 能力は最低が1で最高が10

 

発揮力も最低が1で最高が10とした場合

 

 

 仕事をしている時に

 

能力が高く 10

 

最大限に集中してその能力を発揮し 10

 

8時間働いたとしたら、10×10×8なので

 

その人が1日で生み出した価値を800とします

 

 

 バブル期を知っている訳ではありませんが

 

島耕作先生から学ぶところによると

 

過去のよろしくない「長時間労働」というのは

 

残業代目当てで行われている場合も多々あり

 

※もちろん人口や需要の増加に伴い、圧倒的に仕事量が多いという場合がほとんどかと思いますが

 

 

 そういった場合は

 

能力が低く 仮に1~5

 

ダラダラと仕事をし 仮に発揮力も1~5

 

それで仕事が終わらないので

 

労働時間を長くしてカバーする

 

もしくはあえて長くするという図式ですよね

 

 

 例えば

 

能力 2 × 集中力 2 ×12時間 = 48

 

みたいな感じです

 

 

 もちろん

 

この長時間労働は効率が悪いですし

 

自分の能力や集中力を高めることをせずに

 

時間だけを延ばすことは、成長にも繋がりませんので

 

先ずはその考え方から改めた方が

 

プラスになりますよね

 

 

 意図的では無いにしろ

 

フリーランスのトレーナーやインストラクターになると

 

誰からも注意を受けることが無いため

 

上記の様な形になりやすいかと思います

 

 

 その様な場合は

 

今までダラダラと行っていた仕事に集中し

 

2倍の集中力にすれば

 

能力 2 × 集中力 4 × 8時間 = 64

 

ですからね

 

 

わざわざ長時間労働をする必要は無い訳です

 

 

 そして

 

SNSやネットなどで、有名な企業家や経営者が

 

短時間に集中して働いた方が良いといった

 

主旨の発言をしているの見て

 

「そうだ!そうだ!」と賛同する方は多いと思いますが

 

 

 そういった方は

 

過去に圧倒的な量を積み

 

その結果によって

 

能力が10どころから20くらいあって

 

集中力も10以上の場合が多く

 

そにれよって、短時間でも生産価値が極めて高い訳です

 

 

 また同じ「長時間労働」と言っても

 

そういった「能力」も「集中力」も最大化された方が

 

社会に対して、更に高い価値を提供する為に長時間働く事と

 

 

 能力が低く、集中もせずに

 

長時間働く事は、全く意味が異なります

 

 

以前も書いたことがありますが

 

特に前者の方は、誰かに働かされて

 

長時間労働をしている訳ではないですからね

 

大人になっても夢中になって虫を追いかけたり

 

徹夜でドラクエのレベルを99にしている少年みたいなもんです

 

 

 逆に

 

何の努力もせず

 

仕事中に集中もせず

 

それでいて短時間労働という形だけを真似した所で

 

「生産価値」が激減し、無用の長物になるだけです

 

 

1×1×8= 8

 

みたいな感じです

 

 

 

 そして、トレーナーが能力を高める為には

 

一定の量を積むことは大切だと思います

 

 

 しかし、その量も

 

受験勉強の時と同じで

 

参考書をただめくっていても

 

何も頭に入ってこない様に

 

集中力が低い状態で量を積んでも

 

あまり意味は無いんですよね

 

 

 まとめると

 

トレーナーの「長時間労働」が一概に悪い訳ではなく

 

問題なのは、長期間にわたって

 

「質を高める努力」をせずに

 

「質」が低いのを「量」で

 

カバーし続けようという考え方であり

 

 

大切なことは

 

「質」を高める為にはどうしたら良いか?

 

を常に考えながら行動し

 

 

それによって

 

自らの「生産価値」を

 

最大化することではないでしょうか?

 

 

 

 その為

 

新人期間は集中して長時間労働をすることで

 

能力と集中力を高め

 

1×1×14 = 14 だったものを

 

2×2×14 = 56 にしていく

 

という考え方も必要だと思います

 

※「学び」などの自己投資時間も含めた長時間労働ですが

 

若かりし頃の もじゃ夫君(24歳)

 

 

 その際に

 

いきなり労働時間を減らすというよりは

 

今まで14時間で生み出していた価値を

 

能力と集中力が2倍の2になれば

 

4時間で生み出せる様になるので

 

浮いた10時間で新たな仕事の量を積み

 

早い段階で能力と集中力を10に近づけておく

 

 

 そうすると

 

能力10 × 集中力10が創れるので

 

短時間労働にしても

 

高い生産価値を提供出来る様になり

 

自分で自分の働き方を選択できる様になります

 

 

 それをせずに

 

一概に「長時間労働」が悪いと言った所で

 

その方が将来苦労をするのは目に見えていますし

 

自分で働き方を選択出来ないので

 

人に働かせられる人生になりがちです

 

 

 

 ただ

 

「トレーナー」や「インストラクター」に関して言うと

 

「トレーナー業界のジレンマ」ともいうべき

 

落とし穴がありますので

 

ここを気を付けないと危険です!!と書いておきながら

 

続きはまた明日~

 

 

としお

 

 

4月、5月のメンターシップを含めた開催セミナーが新たに決定致しましたので、ご案内させて頂きます。

 

NEW!!

≪姿勢の評価及び姿勢改善アプローチの再考~Bodyworkを活用した効果的な姿勢改善アプローチ~≫

 

日時:4月30日(日)10:00~17:00

 

会場:東京学院ビル(JR水道橋駅 徒歩1分)
   http://www.kaigishitsu.co.jp/company/access.html

 

料金:18,900円(税込)

 

お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/a0ef41c6118954

 

内容:一般的に「姿勢の評価」と言うと、「上位交差症候群」や「下位交差症候群」、「スウェイバック姿勢」や「フラットバック姿勢」などの様に「形態的な分類」を行い、各姿勢毎に大胸筋が短縮して菱形筋が弱化、股関節屈筋と背部筋が短縮し、腹筋群と股関節伸展筋群が伸張しているなど、「筋の長さ」や「張力」に注目をし、アプローチをすることがほとんどではないでしょうか?

 しかし、「姿勢の評価」を行う際には「形態的」な評価だけではなく、「力学的な観点」からの評価も重要です。

 そして、短縮している筋はストレッチをして、伸張している筋はエクササイズで収縮させるなどの方法で改善を行うことが多いと思いますが、それだけではなかなか姿勢が改善しないクライアントも多いのではないでしょうか?

 ピラティスなどをはじめとするBodyworkは、筋の長さや張力の改善だけではなく、より姿勢を改善する上で根本となる「感覚システム」などへのアプローチに効果的な点が上げられます。

 今回は、上記の様に「姿勢の評価&改善」という点について再考し、パーソナルレッスンやグループレッスンなどにおいて、ピラティスなどをはじめとするBodyworkをより効果的に活用する方法や現場でよく見られるけれど改善するのが難しい「猫背(シンネコゼ)」の改善に関する考え方についても学び、実際に身体を動かしていく6時間です。

 

 

NEW!! 東京第2期 開催決定!!

 

imok's Mentorship ~Bodywork for Movement Development】 

概要:「Bodywork for Movement Development」とは、姿勢改善、機能改善、パフォーマンスアップに特化をした、動きを育てる為のボディワーク。エクササイズの為のエクササイズではなく、カウンセリングと評価に基づき、現在の状態から、クライアントの動因(目的や欲求)を安全に、効果的かつ効率的にサポートする為の方法を学んでいきます。

 

 また、学んだボディワークを「浪費」や「消費」として終わらせるのではなく、費用対効果の高い「投資」に変えて頂ける様、学んだことを生かして独立をしたり、スタジオを構えて経営が出来る様に、ボディワーカーやトレーナー、セラピストとして活躍をする上で必須のビジネス力を向上させる為のレクチャーおよびサポートも行わせて頂きます。

 

 68名の少人数制の為、質問がしやすいだけでなく、実技練習の際に講師が細かくサポートを行わせて頂く為、ご自身が効果を体感して頂けます。また、受講生だけのフェイスブックグループを作成し、講習日以外も気軽に質問をしたり、学びのシェアが行えます。

 

 開催日時2017年5月27日(土)、28日(日)、6月24日(土)、25日(日)09:0018:00(休憩1時間含む) 計32時間

 

カリキュラム8時間×4日間 合計32時間 09:0018:00(休憩1時間含む) 講習対象者:パーソナルトレーナー、アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングコーチ、フィットネスインストラクター、ピラティスインストラクター、ヨガインストラクター、医師、理学療法士、作業療法士、鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師など ※基礎的な機能解剖が苦手な方は、1か月前までにお申込みくださいます様、宜しくお願い致します。当日までにオススメの書籍の紹介などフォローをさせて頂きます。

 

受講料: 「スタンダードコース」 199,800円(税込)4日間のセミナー受講、セミナーテキスト、メールサポート、修了証の発行、再受講を希望の場合 12万円にて再受講が可能。 
 2期生限定価格 169,800円(税込) 「スタンダードコース 分割払い」105,000円×2回 合計210,000円(税込)内容はスタンダードコースと同様  お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/1d68b45c118931

 

≪Body Work for Movement Development概論≫・ボディワークの歴史と変遷Body Work for Movement Developmentとは・トレーニングシステムとボディワーク・共通理解を創る為の用語解説・パフォーマンスアップの為の戦略など  ≪ボディワーカーに必要な機能解剖学&運動生理学≫・機能解剖学とボディワーク・運動単位とサイズの原理、Length Tension Relationship ・筋紡錘とゴルジ腱および反射とは・呼吸および循環の生理学・感覚システムに関わる生理学・低閾値と高閾値&ソフトコアとハードコアに関する生理学など ≪ボディワーカーに必要なバイオメカニクス≫ボディワーカーに必要なバイオメカニクスの基礎知識・支持基底面、COMCOGCOPとは・ニュートンの法則・姿勢の戦略、動的安定化の戦略・上行性生運動連鎖と下行性運動連鎖・バイオメカニクスの考え方を活用した姿勢と動きの見方・力の出力と方向から考えるエクササイズの考え方など  ≪ボディワークにおけるカウンセリング及びアセスメント≫・カウンセリングとアセスメント 概論・モチベーションとは・カウンセリングに必要な考え方および技術・カウンセリングと感覚システム・スクリーン、テスト、アセスメントとは・姿勢の評価、動きの評価TEDJMDSMCDの見分け方・アセスメントトライアングルを用いた評価法・カウンセリングおよびアセスメントの実践など  ボディワークにおける呼吸の概念・呼吸に関する機能解剖学および生理学的な観点・様々な呼吸(安静時呼吸と努力性呼吸、シンクロ呼吸とパラドクス呼吸)・呼吸筋およびZOAとリブフレア・オープンシザースシンドロームとアワーグラスドシンドローム・腹腔内圧とコアスタビリティ・姿勢および動作と呼吸の関係性・ボディワークを活用した呼吸改善法など コレクティブエクササイズ&ムーブメントプレパレーションとボディワーク≫ ・コレクティブエクササイズとは・コレクティブエクササイズの戦略・モビリティエクササイズとは・モーターコントロールエクササイズとは・ボディワークを活用したコレクティブエクササイズの実践・ムーブメントプレパレーションとボディワークなど  発達運動学を活用した有機的な連続体としての修正-応用≫・修正&応用の広義的、狭義的な考え方33軸とエクササイズ・ムーブメントパターンとエクササイズ・修正と応用の実践・発達運動学とポジショニングなど 運動学習とコーチング≫・明示的学習と暗示的学習・キューイングの種類と感覚器・フィードバックの種類・インターナルキューイングとエクスターナルキューイング・キューイングマトリクスなど ビジネス概論≫・ビジネスとは?・高めるべき4つの価値・パーソナルトレーナー、インストラクター、ボディワーカーのステージ・ビジネスモデルの創り方・ターゲティングとロイヤルカスタマー・新規集客の考え方とやり方・スタジオ開業および経営など  ≪70種類以上のエクササイズの実践及び指導練習≫ 実施エクササイズの例 現場で使うことの多いエクササイズを、徹底的に「なぜ?」「なんで?」を掘り下げながら行っていきます。 以下はあくまで例となりますが、4日間でこれより多くの種類のエクササイズを行っていきます。 ・呼吸エクササイズ・インクリネイション・サービカルエロンゲーション・3MPDNFエクササイズ4.5MP→ローオブリーク・ロールアップロールダウン・ローリング(FE・スワンOnエルボー、Onハンド・パピー・ローオブリークツイスト・ローオブリークFAAD・ローオブリークFAAB・ローオブリークAFIR・ローオブリークAFIRリフト4スタンスストレッチ・マルチロッキング4スタンスエアプレーン・クローリング・プッシュアップバリエーション3ディメンショナルスパインストレッチ・シンボックス・クラブ ダイアゴナルタッチ・クラブ・ハーフニーリングフロンタルヒップムーブ・ハーフニーリングカーフレイズ・ニーリングヒップヒンジ・ニーリングステップRDL・スクワット各種・シングルレッグEX・ランジ各種・ランニングカーフレイズMore お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/1d68b45c118931

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