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植森 宏昌
植森 宏昌
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閲覧数順 2021年09月19日更新

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2018年6月のソニー銀行金利と今後の見通し

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 銀行の中では数少ない、翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、6月は固定金利が全て上昇しました。


 まず変動金利ですが、これは日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続していることや、日本の短期金融市場が安定しているため横ばいとなりました。変動金利の横ばいは、6月の他行の金利でも同様だと思います。


 なお、ソニー銀行は返済額を5年間一定としその一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期的な見直しを行う「5年ルール」や、5年後に返済額を見直す際に前回返済額の125%を上限とする「125%ルール」の不採用により、適用利率が急激に上昇した局面においては返済額が大幅に増える可能性があります。


 ソニー銀行や新生銀行の変動金利を選択する際は、上記の仕組みの適用がないことをよく理解しておくことが大切です。


 一方の固定金利ですが、中心となる固定10年は前月比0.028%上昇の0.897%、20年超の最長期間は前月比0.067%上昇の1.453%となっています。(新規で自己資金が10%以上の場合)


 ソニー銀行の資金調達時期にあたる、4月下旬から5月上旬にかけては、長期金利が0.03~0.05%台を中心に推移したことが要因と考えられます。


 今後の見通しですが、変動金利は横ばいとして、長期固定金利の指標となる長期金利も横ばいの展開となりそうです。


 米長期金利が節目の3%を突破し、円安・株高・債券安(長期金利上昇)が進行しましたが、その後発表された米雇用統計などが予想よりも弱かったことから、米長期金利は強弱を繰り返す展開となっています。


 また、米長期金利の上昇により、新興国市場からドル資金を引き上げる動きが強まり、新興国市場の通貨安も懸念されています。


 このように、現在は米の金利上昇リスクが意識される流れとなっており、日本では米長期金利につれ高するというよりも、日銀の国債買い入れオペなどで、長期金利は0.05%近辺での値動きとなっています。


 これらの流れを総合的に勘案しますと、長期金利は現在からほぼ横ばいで推移する可能性が高いため、6月の他行の長期固定金利は横ばいの可能性が高いものの、多少上昇する可能性もあると考えています。

ソニー銀行、住宅ローン金利

沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)


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