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2018年3月のソニー銀行金利と今後の見通し

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 銀行の中では数少ない、翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、3月は固定金利が10年までは上昇、15年以降は多少低下しました。


 まず変動金利ですが、これは日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続していることや、日本の短期金融市場が安定しているため横ばいとなりました。変動金利の横ばいは、3月の他行の金利でも同様だと思います。


 なお、ソニー銀行は返済額を5年間一定としその一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期的な見直しを行う「5年ルール」や、5年後に返済額を見直す際に前回返済額の125%を上限とする「125%ルール」の不採用により、適用利率が急激に上昇した局面においては返済額が大幅に増える可能性があります。


 ソニー銀行や新生銀行の変動金利を選択する際は、上記の仕組みの適用がないことをよく理解しておくことが大切です。


 一方の固定金利ですが、中心となる固定10年は前月比0.017%上昇の0.911%、20年超の最長期間は前月比0.039%低下の1.429%となっています。(新規で自己資金が10%以上の場合)


 ソニー銀行の資金調達時期にあたる、1月下旬から2月上旬にかけては、長期金利が0.08%台を中心に推移したものの、先月の引き上げでその部分は織り込んだことが要因と考えられます。


 今後の見通しですが、変動金利は横ばいとして、長期固定金利の指標となる長期金利は現在と同じ水準で推移しそうです。


 米の3月利上げを見込んだ米長期金利の上昇で、日本の長期金利も日銀が上昇めどとしている、0.1%に近づきましたが、指し値オペの実施や、世界的な株価急落による長期金利の低下で、現在は0.06~0.08%前後で落ち着いています。


 実際に、日銀が2%の物価上昇率を達成した時は、緩和縮小観測から、さらなる長期金利の上昇は避けられませんが、当面は現在の水準で揉み合う見込みです。


 これらの流れを総合的に勘案しますと、3月の他行の長期固定金利は、横ばいの可能性が高いと考えています。


ソニー銀行、住宅ローン金利


沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)


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