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閲覧数順 2017年11月21日更新

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逃げ恥3 人の役に立っていなければ、自分の存在価値が無くなる不安

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恋愛心理 自己受容

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主人公、みくりちゃんの恋愛トラウマになったきっかけである、恋人に「小賢しいアドバイス」をしてしまったエピソードを題材に、

人の相談に乗ったり、アドバイスをする事の難しさに関して書いてみます。

 

 

人を応援する。励ましたり、助けたり。


多かれ少なかれ、人を応援していたり、自分自身を応援していたりするものです。
特にそうしたことを仕事にしている方も多くおられるでしょう。
お医者さん、教師、看護士さん、介護師さん、飲食業を始め多くのサービス業のみなさん、マッサージ師さん、警察官、、、。
企業の営業職の方だって、取引先を応援する気持ちがなければ、勤まらない仕事でしょう。
性的な風俗関係のお仕事に付いている女性の中にも、そんなお気持ちを抱いておられる方もおられるようです。

 

そんな人を応援する人の気持ちも様々でしょうが、幾つか危険な落とし穴があるように思いますので、少しそれを書いてみたいと思います。

 

例えば、私の仕事、カウンセラーなどは、「人の気持ち」「自分の気持ち」をダイレクトに扱う仕事ですので、それら様々な人の気持ちに接する機会は、特に多いものです。
そして「自分の気持ち」のことも自分である程度わかっておかなければこの仕事は成り立ちません。

 

「人を応援したい」「人の役に立ちたい」「人を喜ばせたい」、、、
生きる上でも大変大切な想いです。
しかしそんな気持ちが強すぎたり、先走りしすぎて思わぬ落とし穴が待ち受けている事があるものです。


それは例えば、人を優先しすぎて、自分を過度に犠牲にしてしまうような事があることです。
頼まれごとや仕事を優先してしまい、主に家族がその犠牲になってしまうこともあります。
実際カウンセラーの中でも、クライアントさんには親身で良い先生なんだけれども、自分の家庭は省みる時間が無くて、壊滅的に上手くいっていなかったりすることも稀ではないようです。

 

言ってる私も奥さんからは、「そんなにクライアントさんの気持ちはわかってあげようと努力するに、なんで私の気持ちはわかってくれないのよ!」と皮肉を言われてしまう事もしばしばです(汗)。

 

 

「仕事中毒・ワーカホリック」という心の病があります。


「役に立ちたい」「役立つ人でなければいけない」という気持ちが強すぎる人です。


人の役に立っていないと(仕事をしていないと)、自分の存在価値が無いような強迫観念があって、それをしていないと不安で仕方がなくなってしまうのです。


休養を持つのも自分のためには必要なことなのですが、しばしの休養を取る事さえも、なにか悪い事のような気がしてしまい、どんなに疲れていてもスケジュールが埋まっていないとなんとなく落ち着きません。


趣味のことをしていても、「何か自分の向上になるような事」でないと無駄な事をしている様に思えてしまったり、趣味なのにまるで仕事のように一生懸命になってしまったりします。


熱中するのとは少し違います。
楽しんでやれないのですね。


義務感や早く上手くなりたいような焦りばかり感じてしまい、逆にストレスになってしまっていたりします。


主婦の方でも、今まで仕事(人の役に立つこと)をして来たのに、

急に結婚して専業主婦になったりすると、

家で家事(自分の家の事だけ)だけをしていることに罪悪感が芽生えて、

うつっぽくなられてしまったりする事をカウンセリングの中でも良く伺います。

 

 

メシアコンプレックスという心理用語があります。


まるで、自分を救世主のように思ってしまい、人を助けたり、役に立つ事をすることに使命感を持つような心の状態を言います。
病気とまでは言えないこともありますが。


本人が他人を助ける事で、救われる人も沢山いることでしょう。


しかし、基本的に自分がすごく上の立場から、人を助けているように見えてしまうものですから、どこかしら傲慢な気持ちが垣間見えてしまう事があります。


独善的と思われてしまう結果となります。

 

敏感な人はそれを感じ取って、

「あの人は、いつも人に親切だったり面倒を見てくれるんだけど、

なにか素直に感謝出来ない」

なんて思われてしまっていたりします。


でも、その人の言う事を聞かないと怒りだしたりするので、やっかいなことになります。


たまにありませんか?「あの人、大きなお世話だから、本当はもう余計なアドバイスとかやめて欲しいんだけど、本人に言ったら傷付きそうだから、仕方なくお世話になってるフリだけしておこう。メンドクサイ人だわ」なんて思うこと。

 

つまり「小賢しいアドバイスをする人」になってしまうのです。

 

 

本人は、その傲慢な人に思われている事に気付いていなことが多いので、

「なんでこんなにしてあげてるのに、批判的な人がいるんだろう?なにか嫉妬でもしているに違いない」

と見当はずれな解釈をしてしまったりします。

 

自分が「上」であることで、その人は自分の自尊心を保っているのですが、

自分でそうした所がわかっていないと、知らないうちに敵が増えてしまいかねません。


これではせっかく「良い事」をしているのにもったいない結果となりますし、本当の自分の姿も見えてこないようでは、成長となりません。


自己満足で終わってしまいます。
なにしろ、周りが一番迷惑を被ってしまいかねません。

 

本人は親切のつもりですから、なかなかそんな関係を改善できませんし、そんなタイプの人も、物理的にも時間や労力を使って、自分を犠牲にして他人を助けている部分もあるので、献身的ではあるのも事実なのです。


しかしお互い満足する結果にならないのでは悲劇と言わざるを得ません。

 

人からは傲慢に見えるかも知れませんが、実は本人は傲慢な気持ちなど無く
強い不安があるだけかも知れません。


人の役に立っていなければ、自分の存在価値が無くなるのではないか?
と。

 

もちろんそんな不安を意識出来ている方は稀の様です。

 

私は、そうした傲慢で独善的に見える人は、

不安が強くて必死で人の役に立とうとがんばってしまっているので、

自分がしていることが他人に本当に役立っているのかどうか

検証する心の余裕が無いだけなのではないかと思っています。

 

 

もし本当に純粋に親切なだけの人だったとしたら、
人に「こうして見れば?」とアドバイスして、
相手が「いや自分で考えて自分でしますから」と答えられた時、
「そう。がんばってね。また困っている事があったら手伝うからね」と、
素直に相手の意見も受け入れることでしょう。


例え相手の意見が違うのになぁと思っても、自分に被害が及ぶ問題でなければ相手のやり方を尊重するものですし、
間違った方向に行ってしまわないかとりあえず見守る事が出来るものかと思います。

 

 

しかし自分の不安から人に親切にしようとする人は、
相手が「いや自分で考えて自分でしますから」と言われたらとても怒ります。


役に立つはずの自分を否定された様に感じてしまうからです。
自分の存在価値を脅かされてしまうのです。
「あなたは私にとって役立たずです」と言われたように、無意識的に感じ、反撃てしまうのです。


意識では「私の言っている事の方が正しいのに、言う事に耳を貸さない愚か者め!失敗してしまえ!」位の感じ方でしょう。


本当はなぜ自分が怒っているのかもわかっていないのです。

 

親切のつもりで言った事を、相手が受け入れてくれなかった時、怒りを覚える人は、少し自分の事を省みてみられてはいかがでしょうか?

 

ちなみに主人公、みくりちゃんは、先輩から「小賢しいんだよ!」と本音をぶつけられて、ショックを受け、自己を反省しますが、怒りを感じてはいないようでした。


それだけ本来のみくりちゃんは不安や傲慢な気持ちなど無く、親切な人だったのでしょう。
ただ、その先輩に合う励まし方のやり方を間違えてしまったのですね。

 

では、なぜそんなにまで人の役に立つことで、自分の存在価値を確かめようとしてしまうのでしょう?
 

 

 

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