矢印鼻（下に向きすぎた鼻）を治す！！

Key Words : 鼻中隔延長失敗、鼻整形失敗、矢印鼻、鼻中隔延長修正、鼻整形修正

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

今回ご紹介するのは、『鼻中隔延長術を受けたら、鼻が下に向きすぎた』というお悩みでいらした方です。

早速、術前正面と術後1か月の状態をお見せしたいと思います。術前は、鼻の中央が下に向きすぎていて、いわゆる『矢印鼻』になっています。

術前

術後1か月

この方は、他院にて、ゴアテックス隆鼻術、鼻尖形成術、鼻中隔延長術を受けられていて、癒着が強度なうえに、鼻尖部に移植された軟骨の為に、元の軟骨の位置関係を再構築することも非常に難しいという難易度超Aの手術でした。

後日、コラム『美容外科話』で、摘出したゴアテックス等を詳しくお見せしますが、線で囲ったように鼻根部まで広い範囲で挿入されていました。

斜めから見た状態の変化も比較していただきたいと思います。

術前

術後1か月

このようなお悩みでいらっしゃる方の多くが、『魔女のような鼻になってしまった』『もう少し自然な形にしてほしい』『いかにもやった感があって不自然』というような表現をされますが、これは鼻中隔延長の程度が強すぎたということなのだと思います。

鼻中隔延長術は、左右の鼻翼軟骨の間に挟み込むように軟骨を移植して、鼻先を下に向ける手術ですので、修正となると、移植した軟骨のみならず、鼻翼軟骨の位置や形状まで修正する必要性があります。

言葉にしても難しそうですが、実際の手術も非常に難しいのが一般的です。

また、担当医に相談すると『良く出来ていて、きれいになりましたね』と患者さんの感性とは全く逆のことを言われてしまうこともしばしばあるようです。

横顔の変化も比較していただきたいと思います。

術前

術後1か月

どうでしょうか？ある人は、『自然になった』と表現するかもしれませんが、ある人は『修正したら、鼻が低くなってしまった』と表現するかもしれません。

このように美容というのは、患者さんの主観が非常に大事で、この主観と担当医の『綺麗』という主観にずれがないことが非常に大事なのだと思います。

よく、コラムやブログにも書いていますが、その医者が担当した症例写真等から、ご自分と似た感覚の医者を選ぶというのが何よりも大事だと思います。

今回の方の修正手術では、私が持っている技術を総動員して治療に当たりましたが、鼻中隔延長術の修正は、非常に難しいので、修正を担当する医師は、慎重に選んでいただきたいと思います。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

http://www.dr-yamamoto.com/cost/?ca=2

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