- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:クリエイティブ制作
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
新着!ハリウッドのクリエイター事情は? #3
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メディアと映画、ずっと楽しい関係。
映画ビジネスとwebマーケティングは?
2008-12-18 08:10
ハリウッドの映画産業にも、その影響が現れているようです。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
新着!ハリウッドのクリエイター事情として、''ハリウッドの映画制作事情''を書いています。
映画制作会社「デジタル・ドメイン」の制作スタイルです。
デジタルドメインの制作映画
ハムナプトラシリーズ
ロードオブザリング
タイタニック
パイレーツオブカリビアン
トランスフォーマー
など、
VFXを中心とした、SFX特撮工房の会社です。
映画の製作は、企画が通り脚本が決まって、キャスティングなどが決まってくると、
制作会社のほうにお仕事がやってきます。
仕事の大きな流れは、制作準備と実際の制作期間戸に分かれ、
それぞれ、3〜6ヶ月、6〜12ヶ月くらいのスケジュールで動くそうです。
制作部隊は、まるで軍隊のようにしっかりと分業が出来ていて、
そのラインにのっとって、作業が進行してゆきます。
ライティング、モデリング、エフェクター、アニメーション、
コンポジット、テクスチャーという部隊が、
分業制で1週間〜1ヶ月単位で、ガンガン進めてゆきます。
日本と違って、ある程度、作業時間は決まっているそうです、
たとえば、9時から17時までといった感じです。
日本では残業が当たり前ですが、スケジュール管理されているせいか、
残業は最後の追い込みの期間だけだと聞いています。
全ての部隊が、映画完成まで待機している日本の制作スタイルと違って、
ハリウッドでは作業部隊が終わると、その週末にギャランティーが支払われて、
そこで、お仕事は終了。
完成に向けて、だんだんと人も減って行くそうです、
日本では、最後までイロイロなスタッフが関わって、
ある意味、チームとして参加する楽しさがありますが、
その辺が、日本と違って合理的に出来ているんだな〜?
と感心しました。
画像は、「デジタル・ドメイン」制作の''「トランスフォーマー」''、続編も予定しています。
つづく、
クリエイティブ・プロダクション デザインと映像のエスオープランニング