- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
今回のテーマのお答え。
それはね♫
「あなたの中に、過去の経験から未だ解消されていない"怒り"という種が在るからだよん♫」
(^^✿
…という訳で、はい!今回もシンプルにめでたく謎が解けた所で、バイちゃ!さようなら~~~♫
…という訳には、やっぱり参りません…かね?(笑)
(^^ゞ
世の中を拝見しておりますと…
いつもご自分で気付かずに、自分の身の回りで起こる事に対して、毎回同じ様な愚痴や怒りを表現されておられる方の何と多い事!と思います。(何年経っても、結局言っている事が同じ方っていますよね?)
(^^;
そういう方は「自分が不愉快になる様な出来事に、いつも遭遇する理由」が本当の意味で理解できていないからなのです。
ですから、いつまで経っても相変わらず同じ様に「年中、自分がピリピリしなければならない出来事に遭遇して愚痴る」という事を繰り返されている訳ですね。
つまりそういう方達は、自分の中に「自分で気付いていない怒り」が在るから、それを証明してくれる様な出来事を年中自分で引き寄せてしまうという事実に、未だに気付いておられない方達という事です。(外に現れるものは、自分の内面が反映されているのです)
(^^;;
ちなみに、そういう「この世の法則(真理)」に気付けず、いつまでも同じ事を繰り返す行為を、仏教では「無知 (無明)」と言い、それは三大煩悩(欲・怒り・無知)と言われるものの中でも、一番意識しづらいものであるとも言われます。
(・。・;
私もかつては通って来た道なので、だからこそ、こういう事を今はとても深く理解できる訳ですが、
現在の自分は、その様に「年中ピリピリしなくては生きていけない=怒りをエネルギーに生きている方達」を拝見する度に、「彼等は無明の中にいて、さぞかし苦しいだろうなぁ!」と感じます。
(^^;;
それと同時に「でも私は、もう二度とそういう苦しい世界に戻りたくないわぁ!そういう事が理解できた今の自分の心の平安に感謝だわ~~~♡」と、正直感じるのみなのです。
(^_^;)
だって、そういう領域に生きるのは、その方の自由意思ですからね~。
誰もが自力で気付かない限り、誰も助けて差し上げられないのです。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
この子が、何か詩人の様に見えるのは私だけ?(笑)
(*^^*) ~ ♡
ほんの些細な事がキッカケで、すぐピリピリピリピリと神経を尖らせないと生きて行けない方達には、
是非ご自分の中の種=解決されていない怒り(※悲しみや恨み、劣等感等含む)を内観され、
ご自身で「無明の壁」を突破されるという"真の解決策"を私はお勧め致します。
☆_(_☆_)_☆
でも、もし「怒りを外に表現する」という事に快感を覚えて「分かっちゃいるけど、止められない!」という方がいらしたら、その方は無明の壁を破る事は大変難しいでしょう。(中には、そういう行為がカッコいいと思われている方も実際いらっしゃいますからねぇ!)
何故なら、人が「自分を変えたい!」と心底思う時は、「そんな自分が徹底的に嫌になった時」しかないからです。
( ・・) ~ ★彡
「怒る自分に快感を得る」という方達は、「自分が放ったものが、自分に返る」という法則をご存知ない方達とも言える訳でして、
その場は怒りを発散させる事で、一時的にスッキリした気分に浸れるのかもしれませんが、結局他者に対して放ったネガティブな波動は、最後は自分に全部返されて来るのです。
その様な"偽"の快感というのは、結局「年中怒りを人から返される」「自分が腹立たしくなる様な出来事に、年中遭遇する」という様な経験をしなくてはならない事に繋がっているのですから、
そういう方達は自分の為に、そういう視野をご自身に持たれた方が良い様に私は思います。
☆_(_☆_)_☆
「分かっちゃいるけど、止められない!」というそこのあなた様!
あなたの無明の壁は、相当厚い!ですよ~!(笑)
\(◎o◎)/~!!
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年