業況DIは、3カ月連続改善。先行きは不透明感強く、横ばい圏内の動き(LOBO調査2016年12月
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日本商工会議所(日商)のLOBO(早期景気観測)によると、
『12月の全産業合計の業況DIは、▲21.7と、前月から+1.2ポイントの改善』。
改善とは言っても、▲のままですからねぇ。
先行きの見通しについては
『先行き見通しDIが▲21.5(今月比+0.2ポイント)とほぼ横ばいを見込む』。
ということで、『横ばい圏内』。
また、中小企業については『先行き不透明感を懸念する声は多い』ということで、
その理由として
『消費低迷の長期化、人手不足の影響拡大、次期米国大統領の政策の影響など』が
挙げられています。
いずれも、長期的な課題ですね。
ところで。
昨年は、1年を通して「今は、景気が良いのか?悪いのか?」とお尋ね頂くことが、
とても多かったですね。
上述の日本商工会議所のLOBOの数値を観ると、「景気は良くなりつつ」あるのかも知れません…が、長期的な課題は解決されないままですけれど。
引用した日本商工会議所のLOBOについては、こちらをクリック頂ければ、
本文がご覧になれます。
このコラムの執筆専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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