能力向上以外の観点からセミナーや資格の価値を考える!? - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 小林俊夫
(ピラティスインストラクター)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)

閲覧数順 2024年04月19日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

能力向上以外の観点からセミナーや資格の価値を考える!?

- good

  1. 運動・スポーツ
  2. ヨガ・ピラティス
  3. 各種のヨガ・ピラティスレッスン

 こんばんわ

 

先日の「資格」に関する内容が好評だったので?

 

2017年の目標を立てるにあたり

 

何か少しでもお役に立てばと

 

「資格取得」や「セミナーへの参加」

 

といった事について書かせて頂きます

 

 

 専門能力を伸ばそう!!

 

といった視点は、皆様がお持ちだと思いますので

 

少し観点を変えて

 

「資格」や「セミナー」へ参加をする際の考え方を少々

 

 

 例えば

 

「仕事の生産性」といったものを考えた場合

 

10万円の経費をかけて

 

100万円の売り上げを生み出すのと

 

 

1万円の経費をかけて

 

100万円の売り上げを生み出すのでは

 

どちらが「生産性」が高いでしょうか?

 

 

100時間の時間をかけて

 

100万円の売り上げを生み出すのと

 

 

10時間の時間をかけて

 

100万円の売り上げを生み出すのでは

 

どちらが「生産性」が高いでしょうか?

 

 

言わずもがな後者ですよね

 

 

「生産性」というものが

 

「得られた成果」÷「投入コスト」

 

で考えるのであれば

 

 

 先ず

 

僕らトレーナーが考えなければいけないのは

 

パーソナルセッションというのは

 

「得られる成果」を「金銭」という面だけで考えれば

 

圧倒的に「生産性」が低い仕事だということです(泣)

 

 

 なぜなら

 

専門力を高めるために

 

毎年様々なセミナーに行ったり

 

書籍や文献を読んだりしていれば

 

「金銭」や「時間」といった累積の投入コストは

 

どんどんと増えていきます

 

 

 しかし

 

売上はそれと同じ様に

 

右肩上がりで伸びているでしょうか?

 

 

 トレーナー1年目の頃と

 

5年目の現在を比べて

 

専門能力が10倍に上がっているとして

 

セッション単価は10倍になっているでしょうか?

 

 

おそらくなっていないですよね?

 

 

 いつも書かせて頂いている様に

 

人生において最も大切だと言っても

 

過言では無い「健康」に携わる専門家として

 

専門能力を高めることは当たり前です

 

 

 しかし

 

それだけでは「継続性」を担保することが難しく

 

途中で離職をする人が多いのも事実だと思います

 

 

 我々は

 

「得られた成果」を「能力」だけで考えがちですが

 

「利益」といった「金銭面」にも

 

目を向けていくことが大切だと思います

 

 

 例えば

 

3万円のセミナーに参加をして

 

3万円以上の「価値」ある内容であり

 

「専門的な能力」が伸びたとすれば

 

たしかにそれは、能力的な面から見た

 

費用対効果で考えれば「投資」になり得ると思います

 

 

 しかし

 

その3万円のセミナーに出て

 

売上げが3万円以上 上がらないのであれば

(実際はセミナーに参加をする為の時間、機会損失なども考えますが)

 

金銭的な観点から見た

 

費用対効果はどうでしょうか?

 

 

 先述の様に

 

我々の職業は、金銭面から見た場合

 

セッションだけに限って言えば

 

専門能力をどれだけ伸ばしたとしても

 

「生産性」といったものは上がりません

 

 

 その高めた「専門能力」を

 

セッション以外に転用をしていかなければ

 

「生産性」は上がらず

 

 

 その高めた能力で

 

貢献できる人数に限りがあるのです

 

 

だからこそ、トレーナーは

 

ビジネス力を高めることが必要ですし

 

リーダーシップやマネジメント

 

マーケティングを学ぶことが大切だと考えています

 

 

 長くこの仕事を通して

 

多くの人々の健康や自己実現に

 

貢献をし続けていく為には

 

いわゆる「論語」と「算盤」

 

「感情」と「勘定」などのバランスが大切ですよね

 

 

 また

 

講師としての仕事をしている自分としては

 

セミナー受講者の方の

 

専門的な能力を高めるのに貢献をすることはもちろん

 

支払って頂いた受講料や時間以上に

 

売上を上げる為にどういった貢献が出来るか?

 

といったことを考えながら

 

セミナー内容を構成させて頂かなければと

 

いつも考えています

 

 

 バランスのとれた良いオトコを目指して

 

年末年始も己を磨いていきたいと思います

 

 

としお

 |  コラム一覧 |