歯の密度 - 一般歯科・歯の治療全般 - 専門家プロファイル

赤岩 経大
竹芝サウスタワー歯科 歯科医師
東京都
歯科医師

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対象:一般歯科・歯の治療

赤岩 経大
(歯科医師)
赤岩 経大
(歯科医師)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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骨には密度があることは広く知られていますが、歯にも同様に密度があります。

歯を覆っているエナメル質は半透明の組織で、内部の密度によって輝きやツヤが異なって見えてしまいます。口の中に存在するむし歯の原因菌(ミュータンス菌)が作る酸が歯のカルシウムを溶かし、エナメル質の表層が低密度化します。


健康的で白く美しい歯は、表面がなめらかで、エナメル質内部の密度も高いため、ツヤがあり輝いて見えます。

しかし、歯垢(プラーク)が作り出す酸によって歯が溶かされると、なめらかだった表面は次第に「でこぼこ」し、エナメル質の内部の密度も低下していきます。この状態になると、透明感を失って歯はくすんで見えてしまいます。


健康的でつややかな歯の決め手となる、歯の密度。この密度を高めることにも、エナメル質の再石灰化を促進するフッ素が活躍してくれます。

毎日の歯みがきでフッ素配合ハミガキ剤を使用するのも有効的です。
PMTC後の高濃度のフッ素塗布も定期的に行って、エナメル質の再石灰化を促進し歯の密度を高めて健康的な強い歯を目指しましょう。


竹芝サウスタワー歯科 石塚