- 酒井 正人
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
- 東京都
- 建築家
-
03-6379-4831
世代に関係なく「和室はどこか落ち着く」と感じる人は意外と多いのです。 床に座りホっとする感覚は、日本人の住文化のDNAといってもいいでしょう。 リビングに隣接する和室では、そのリビングのデザイン、雰囲気が和室へもつながるように考えるため、今回は最小限のリノベーションを行ないました。
間仕切りとしての戸襖を横格子の建具へ変更し、半畳タイプの手染めの畳へ。 リビングで使っているレースカーテンと同じファブリックで、障子をはずしシャープシェードとし、爽やかなエメラルドグリーンの和紙を壁面の一部のみ張り替えています。
リビングの一部として、建具を閉めればゲストルームとして、フレキシブルに使える和室は、リビングの爽やかな雰囲気がつながり心地よい空間として過ごせます。
●サカイデザインネットワークがデザインしたモデル住居の見学ができます⇒http://kameresi.com/
●日常をお伝えするブログ酒井正人DesignDiary
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
「集合住宅」のコラム
「田の字プラン」で快適に暮らす手法〜和室(2009/02/04 11:02)
「田の字プラン」で快適に暮らす手法〜ベッドルーム(2009/02/01 10:02)
「田の字プラン」で快適に暮らす手法〜リビング(2009/01/30 22:01)
大人になっても使える子供部屋(2008/12/08 10:12)
デザインスタイルはシックで爽やかに〜書斎(2008/12/06 12:12)