15日は「七五三」でした - 婚活全般 - 専門家プロファイル

橘 凛保
社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
東京都
マナー講師

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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15日は「七五三」でした

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講習

昨日は七五三でした

昨日は仕事の移動中の車でも

七五三の姿を見ませんでした

やはり日曜日にされた方が多いからでしょうね

大安でお天気も良かったですから

日曜日も銀座のお茶室にこもっていましたので

可愛い着物姿見なかったなぁ〜〜

ちょっと残念でした

七五三は冠婚葬祭の「冠」にあたります

人生の節目の行事です

冠の人生の節目には成長に伴う祝い事と
 

社会との接点におけるお祝い事があります

七五三は成長に伴うお祝い事ですね

命を授かり(帯祝い)この世に生まれ(誕生)

初めての節目は「お七夜」です

この日まで生きられるかが昔は大きな節目だったのです

今もその慣習の名残が「命名式」として残っていますね

この日を迎えられるまでは「人」として命名されなかったのですね

それくらい生まれたばかりの赤ちゃんの死亡率が高かったのです

新生児というのは生後約1ヶ月未満の赤ちゃんのことです

2009年のWHOの統計では

アフガニスタンは1000人中53人が亡くなるそうです

日本は1000人中1人

世界平均は1000人中24人

乳児は生後約1年未満の赤ちゃんのことですが

アフガニスタンは1000人中134人が亡くなるそうです

日本でも1000人中2人

世界平均は1000人中42人


医療のすすんだ日本では

あまり気に留めない数字ですが

昔は本当にほっと一息つく時期だったと感じます

それが生後約1ヶ月の「お宮参り」の慣習に通じるのですね

二つ目の節目です


漸くこの土地に新しい命が授けられた事を氏神様にご報告します

漸く地域の仲間入りです

そして「初誕生」を迎えます

乳児を卒業します

歩きだしますし 

食べ物も大人のものと変らなくなっていきます

そして三歳 母親からの免疫が切れて三年

生きる事はなかなか難しかったのですね

伝染病もこの頃にかかりますね


こうして免疫もでき

集団生活が出来る年頃を迎えるのですね

七五三はお祝いと言う捉え方と同時に

感謝する日なのです


この日まで無事に生きて来れたこと

無事に成長できたことへの感謝をする日なのですね

今ではワクチンも医療も確立して

死亡率は格段に減りましたので

なかなかこの感謝の気持ちが薄らいでいるかもしれませんが

人として生まれて 

この日を迎えることは本来は容易な事ではないのですね

きれいな着物を来て写真を撮る事も大事ですが

本来の意味を感じて感謝と祝いをすることがさらに大事ですね


マナー講座の「冠婚葬祭」の

「冠」の授業ででお伝えしている事を少し書いてみます


「髪置きの儀」

数え年3歳(満年齢2歳になる年)の男女とも行います

江戸時代には3歳までは髪を剃る習慣がありました

数え3歳はそれを終了するのです

実際上を剃るとよい髪の毛が生えてきます

今ではそんな事はしなくなりましたね

赤ちゃんの髪の毛で筆を作ると言うのが

その名残でしょうか

「袴儀」

数え年5歳(満年齢4歳になる年)の男の子が行います

男子が袴を着用し始める儀です


「帯解きの儀」

数え年7歳(満年齢6歳になる年)の女の子が行います

女の子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀です   

これが晴れ着として今も行われていますね

今日まで元気に大きくなった事に感謝して

地元の神社 

氏神様にお参りに行きます

この季節は寒くなりますから風邪をひかないように

皆が笑顔で迎えられますように

そしてこの先も 元気で過ごせますように

そして全ての子どもたちが

幸せに暮らせますように祈ります

そして子どもたちの未来が平和でありますように






一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーhttp://tachibanaryu.net/


一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
 

橘 凛保(Riho Tachibana)