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一般社団法人

日本セルフプロデュースメイク協会 代表で

 

 

人生を変えるメイクアップアーティストの

星 泰衣(ほし  やすえ)です。

 

 

今日は、一人の娘…

星 泰衣(ほし  やすえ)としてブログを書きます。

 

  

(すでに47歳ですが、笑)

 

 

 

今日は、お祝いの日です

 

 

 

京都に住む母を、引き取る決断をしました。

 

 

といっても同居ではありませんが・・・。

 

 

自宅から徒歩2分の、入居型介護施設に、

入居できることになりました。



これから、毎日母の顔を見に行けます。

 

 

 

本当に、

ホッとしています。

 

 

 

母は、2年前から認知症の症状が始まりました。

最初は物忘れがひどいくらいでしたが、

今は多くのことを理解できなくなっています。

 

 

大切なことも、すぐ忘れてしまいます。

10年以上前に他界した父のことも忘れています。

 

 

 

一生をかけて愛した男性のことも

忘れてしまうのか・・・と思うほどです。

 

 

 

私のことを理解できるのも、

いつまでなのか考えると、悲しくなったりもします。

 

 

 

母と話すとき、

大学2年生と高校1年生の娘に話すよりも



もっともっと、

小さい子どもと話すように声をかけます。

 

 

 

 

母は、私と話す時、

かわいい小さな子どものようです。

 

 

 

他人に私のことを話すときは、

私の悪口を言うそうです(笑)

 

 

 

まるで、反抗期の子どものようです。

 

 

 

そんな母を、

かわいいと思えるようになりました。

 

 

 

そんな私も、

私自身が、反抗期だった時は、

 

 

母にとてもきつい口調で話していました。

 

 

 

特に、第三者がそばにいる時、

とても強がっていました。

 

  


「もう大人だから・・・」と訴えるように。

 

 

 

はっきり言って、

私は、親不孝な子どもでした。

 

 



親のそばに居たくなかった。

 


 

だから、遠くにお嫁に行きました。

 

 



結婚してからも、

あまり実家には帰りませんでした。

 

 

 

すべてが、

自分都合でした。

 

 


自分の都合だけで、行動していました。

 


「母はどう感じているのか?」

「母はどうしたいか?」



など、考えたこともなかった。

 

  


親に育ててもらったことは、

当たり前のことだと、



感謝の気持ちは、これっぽっちもなかった。

 


 

そんな、

親不孝な私。

 

 


それは、

母を嫌いだったのではなくて、

自分を好きでなかったんだと…




後々になって気づいたのでした。

 


 

「自分には価値がない」と思っていたから、

母を認められなかった。

 

 

 

メイクに出会い、



「自分にも価値がある」と思えるようになったことで、

母のことを素晴らしい存在だと思えるようになりました。

 


 

「母は母のままで素晴らしい。」

「私は私のままで素晴らしい。」

 

 


生んでもらえたことに、感謝の気持ちが生まれました。




生んでくれてありがとう。

育ててくれてありがとう。



そう思えたのは、なんと40歳の時でした。

 

 


そう思えるようになってから、

母が今のような状況になってくれて、

良かったと思う。

 


 

「母を大切にできるのは、私だけだ」

 


 

と今は思えます。

 

 


「母を大切にすることが、喜び」でもあります。




若い時は、

親不孝でいいんだと思います。

 


 

自分のやりたいことを、

第一に考えればいいんだと思います。

 

 

自分のやりたいことを見つけ、

その道で自分の価値を見出し、

 

  

「自分にも価値がある」と思えるようになること。

 

  

それが一番やるべきこと。

 

 

 

そしたら、

生んでくれた親のことに

感謝できるようになる・・・。

 

 

 

今やっと、

私もそうなれた。


 


 

世の中の子供たちへ、

 

 

いつか、親のことを大切にできる自分になるために、

若いころは、おもいっきり親不孝でいい。

 



その代わり、

自分だからだからできること


 

自分にしかできないこと

 


自分には価値があると思えることを

 

 

自分に逃げずに見つけよう。

 

 

 

親不孝できる時は、

親不孝すればいい・・・。

 

 


自分が親になった今、

娘二人にも、切にそうおもいます



 

 

 

 

 

 

 

 

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