ちょっと便利な豆知識:この高さ、どれくらい? - コラム - 専門家プロファイル

株式会社ハッピーハウス 代表取締役
神奈川県
不動産コンサルタント
045-391-0300
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

舘 智彦
舘 智彦
(しあわせ婚ナビゲーター)
土面 歩史
土面 歩史
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

ちょっと便利な豆知識:この高さ、どれくらい?

- good

エッセイ

From 真山英二(さのやまえいじ)

 

家の中で、息子がゴソゴソと何かを

いじっています。

 

「これって、何センチ?」

 

「そうだね、20センチぐらいじゃない!?」

 

端から慎重に定規をあてて、

じっと目盛りを見ながら

しばらくして、

 

「ブッブー、24センチでした!」

 

最近、小学2年生の子が、

学校から30センチの竹定規を

もらってきました。

 

今でも竹の定規なんだぁ、、、

ちょっと懐かしく思いました。

 

小学2年生の算数の山場の

「単位」の勉強を

やっているようです。

 

とにかく、

なんでも測ってみようとします。

そして、クイズになります。

 

それが、冒頭の会話です。

 

改めて、

いろいろなものを測ってみると

結構おもしろいですね。

 

例えば、

小学校で使っている勉強机

横60cm×縦40cm。

 

結構小さめです。

 

室内で何か気になる場合は、

メジャーや定規をあてて

測ると思います。

 

 

ただ、外回り(いわゆる外構)では、

なかなかメジャーをあててというのが

難しい時もあります。

 

 

そんな時、ちょっと便利な豆知識です。

 

実は、

建築用のブロックは規格ものなので

長さを測る目安に使えます。

 

通常の建築用のブロックは、

横39cm×縦19cm

の長方形です。

そこに目地が入ります。

(厚みは何種類かあります)

 

したがって、目安としては、

横40cm×縦20cm

と覚えておいてください。

 

これを覚えておくと、

外で大まかな寸法を知りたい時に

とても便利です。

 

例えば、3段のブロックを積んでいる

塀の高さは20cm×3段で約60cmです。

 

この考え方は、擁壁に使えます。

 

探しているマイホームのエリアが

起伏の激しいエリアであれば、

擁壁(ようへき)の話がよく出ると思います。

 

例えば、横浜市は、起伏が激しく

段差のある土地が多いので

擁壁問題の宝庫です。

 

擁壁のやり直しは必要か?

そのやり直しにはいくらかかるか?

新しく擁壁を作ったらどうなるか?

など。

 

擁壁問題で、

一つの大きなポイントは、

宅地造成等規制法、

いわゆる「宅造(たくぞう)」

にかかるかどうかです。

 

宅造にかかると、許可が必要となり、

その擁壁の仕様も指定されてしまうため

時間とコストが想定以上にかかることが

よくあります。

 

2m以上の落差を生じる宅地については

基本的に宅造にかかります。

 

したがって、擁壁がからむ現場で、

その擁壁が2m前後の場合は、

その高さがとても重要となるのです。

 

特にブロックでできた擁壁は、

やり直しをさせられる可能性が限りなく

高いので慎重になる必要がります。

 

その時、ブロックの段数がきいてくるのです。

 

ブロックが9段の擁壁であれば、

20cm×9段で高さ180cm。

 

「宅造は大丈夫そう」

(宅造にはかからなさそう)

と判断します。

 

逆に、

ブロックが10段以上であれば、

宅造にかかることを前提に

いろいろな見積もりを考えます。

 

宅造にかかる、かからないで

かなり費用が変わってくるので

気をつけてくださいね。

 

いろいろな意味で、

ブロック寸法の目安、

横40cm、縦20cmを知っていると

簡単に寸法がわかって便利なので、

ぜひ覚えておいてください。

 

今日は、ちょっとして豆知識でした。

 

素敵なマイホーム探しを楽しんでください。

 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(神奈川県 / 不動産コンサルタント)
株式会社ハッピーハウス 代表取締役

正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!

人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。

045-391-0300
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「エッセイ」のコラム