- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
社会的貢献(CSR)に見るブランディング戦略は? #3
-
ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。
企業体力を強くする知恵袋
2008-12-09 08:40
これは、勉強を教える教師の先生も忙しくて走り回ると言う意味ですが、
最近では、先生よりも子どもたちのほうが走り回る忙しい世の中です。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
「企業の社会的貢献(CSR)に見るブランディング戦略は?」のシリーズ第三弾です。
ヤマハ発動機の社会的貢献CSR活動ケーススタディ
ヤマハ発動機は、国連開発計画(UNDP)とインドネシアで取り組んでいる、
「クリーンウォーター」事業。
発展途上国では、家庭用浄水器はとても割高です。
それを、数百人規模の村落に低価な「小型浄水場」を試験的に運用する事業で、
1年以内で実用化する予定だそうです。
企業と国連が連携?
企業は、資金や技術、人材などに強く、
国連は、中立公正な活動で世界中で信頼されている。
との視点から、ミレニアム開発目標に基づく貧困削減に向けて、
企業など市民社会との枠組み作りが提言されたのです。
今後の企業社会的貢献、CSR活動で注目されるのは、
このミレニアム開発目標です。
2015年までに、1日1ドル未満で暮らす絶対貧困の半減、
エイズ、マラリアの牛、
水など環境の持続可能性の確保などを上げています。
国連では「営利組織としての企業とは相容れない」という考えがありましたが、
近年では、環境、貧困、エイズなどの問題解決にはビジネスとの連携が、
欠かせないとの認識に改め、「グローバル・コンパクト」として主導しています。
実際、欧米の優良企業などはCSR報告書にミレニアム開発目標への貢献を
明記しているグループも多いようです。
こういった活動の中から、企業戦略と広告デザイン論を戦わせてゆく
これからのマーケティングを考える上での参考になりそうです。
ワールドワイドな世界観を持って、今、あるビジネスを考える!
ビジネスの広告戦略は、けっこう意外と身近なところから始まってゆくのかもしれません。
ヤマハ発動機HP:クリーンウォーター」事業
クリエイティブ・プロダクション デザインと映像のエスオープランニング