- 赤岩 経大
- 竹芝サウスタワー歯科 歯科医師
- 東京都
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
こんばんは
今回は虫歯の原因にならない甘味料キシリトールについてお話しします!!
キシリトールは糖アルコールの中で最も甘く、砂糖と同じ甘味度を持っています。キシリトールは溶ける時に熱を奪うので、口に含むとスーッとした冷たい感覚があります。
キシリトールを始めとする糖アルコールは、
虫歯の原因にはなりません。
糖アルコールからは、口の中で歯を溶かすほどの酸は作られないからです。
ソルビトールやマルチトールからは、
少量ですが歯垢(プラーク)中で酸ができますが、キシリトールからは酸は全くできません。
また、キシリトールの方が甘みが強いので、
その甘味により唾液も出やすくなります。
酸を作らないこと、唾液の分泌を刺激して
酸を中和すること。
これがキシリトールが虫歯の原因にならない理由です。
キシリトールには、
「虫歯の発生や進行を防ぐ」という、
特徴的な効果があります。
キシリトールをガムやタブレットの形で
一定期間以上口の中に入れると、
虫歯の原因となる歯垢が付きにくくなるだけでなく、歯の再石灰化を促し、歯を固くします。
さらに、キシリトールには、虫歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を弱める働きも持っています。
このような働きは、他の甘味料には見られない、キシリトールだけの効果です。
お口が寂しいときは
キシリトール配合のガムを噛むように
してみてはいかがでしょうか☺️?
受付 井上