R-body project様との合同研修からの学び④~質問の質~ - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
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閲覧数順 2024年04月17日更新

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R-body project様との合同研修からの学び④~質問の質~

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 こんばんわ

 

本日は第四弾ということで

 

一昨日のつづきを

 

 

 「聴く力」、「質問の量」ときて

 

今回は「質問の質」について!

 

 

 「質問」をするという行動自体が

 

とっても素晴らしい事なのですが

 

今回の様な社内研修などと異なり

 

特に一般的なセミナーの場合

 

 

 自分だけの時間ではないので

 

皆の学びを深め、共に成長をするという意味で

 

「質問の質」というものも大切だと思います

 

 

 ということで「質」に関する個人的な

 

考えについて綴ってみようかと

 

 

 2回目に書かせて頂いた様に

 

「質問の質」ということを考えていくと

 

「Why?」なのか

 

「What?」なのか

 

「How to?」なのか

 

といったことや

 

 

「自分の考えありき」の質問なのか

 

「答えを教えて欲しいのか」といったことが

 

大きな分かれ目だと考えており

 

 

 R-bodyの皆様は

 

自分の考えを持った上で

 

「Why?」といった観点からの質問ばかり

 

 

 おそらくセッションを見ながら

 

「なぜこれは~なんだろう?〇〇の原則から考えて××なのかな?」とか

 

「もしこれが〇〇って考えに基づいて行っているなら、日頃行っている××に繋げることが出来るよな」とか

 

「今までこのエクササイズって、▽▽という考えで行っていたけど、そうか〇〇って考え方も出来るな!そうすると××に繋げていくことで、□□さんの動きをもっと良く出来るんじゃないかな」

 

な~んて考えていらっしゃったと思うんですよね

 

 

 そして

 

その「自分の考えや仮説」が合っているのかを

 

確かめる為に質問をする感じ

 

 

 自分の考えを持ち、なおかつ「Why?」に基づいた質問が出来るのって

 

日頃自分達が行っていることを「暗記」しているのではなく

 

自分達の「トレーニングシステム」や

 

そのシステムを創っている「原理原則」や「戦略」など

 

日頃行っていることの背景にある考え方を

 

「理解」しているから出来ることであり

 

 

 自分の現場と絡めて考える事が出来るのは

 

常に「健全な疑問」と高い「向上心」を持ち

 

より良くする為の考え方や方法を

 

いつも探しているからなんですよね

 

 

 これを50人規模のチームで出来るというのは

 

本当に驚異的で、教育システムがしっかりしているから

 

に違いない!!と勝手に考えております

 

 

 

 そして

 

先日とあるセミナーでご質問を頂いたので

 

あわせて個人的に感じる質が高くない質問というものも

 

綴らせて頂きますが

 

 

 おそらく最も講師泣かせな質問というのが

 

「Why?」を考えずに「How to?」だけを聞く質問

 

ではないでしょうか?

 

 

 例えば、カールアップのエクササイズを

 

行っているとして

 

「この時、足首は背屈が正しいですか?

 

底屈させた方が良いですか?」

 

みたいな感じです

 

 

 この際の問題点としては

 

まず「Why?」が抜け落ちた状態で

 

質問をしているということ

 

 

 正しいか?正しくないか?というのは

 

「目的」によって変わりますよね

 

「なぜ行うのか?」という目的を明確にせずに

 

「どの様に行うのか?」だけを聞いたとしても

 

答えは無い訳です

 

 

 つぎに

 

エクササイズなどは

 

目的から考えて絶対に外して欲しくない

 

木に例えれば、根っこや幹にあたる重要なポイントと

 

そこは一定の遊びを持たせても良いですよね

 

という枝葉末節にあたるポイントがあるかと思いますが

 

根っこや幹を理解せずに、枝葉末節にこだわるのは

 

優先順位から考えても非効率的です

 

 

 あとは

 

「個別具体的過ぎる質問」や

 

「プロフェッショナルを放棄した質問」なども

 

あまりステキではないですよね

 

 

 例えば

 

前者は、自分の考え方は述べていたりするので

 

それは素晴らしいのですが

 

その事例っておそらく、1万人に1人くらいじゃないですか?とか

 

 

ここにいる人で、おそらくそういった方を対象にしているのは

 

他に誰もいませんよね?みたいなものだと

 

全体の質疑応答の際よりも、休憩時間などを使ったり

 

個別に質問をされた方がステキかなと

 

 

 後者は

 

「お客様でヘルニアの方が来たんですけど、どうすれば良いですか?」

 

みたいな感じです(笑)

 

 

 ザックリし過ぎ&プロとして先ずは自分で考えましょう

 

といったものなのですが、こういうのって意外に多いですよね

 

 

 逆に質が高い質問というのは先述の様に

 

「〇〇の場合だと××になると思うのですが、なぜ~なのですか?」

 

といった感じで、自分の考えを持った上で

 

「Why?」といった部分に注目した質問などです

 

 

 「Why?」に注目した質問は

 

考え方にある元根本や原理原則に基づいた

 

話しになる為、質問者以外の方も

 

その原理原則や根本となる戦略を聞く事で

 

自分のことに当てはめて考える事が出来るので

 

汎用性が高いんですよね

 

 

 大きな根っこ、太い幹の木から

 

たくさんの枝葉が出ている様に・・・・・・・

 

 

 大切なのは

 

葉っぱ1枚について細かく聞くことよりも

 

その枝葉を生み出している

 

幹や根っこについて考える事ではないでしょうか?

 

 

今日も自分のことは棚に上げて綴ってみましたとさ(笑)

 

 

としお

 

 

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