燃料電池車「ミライ」の見学です。
実車は以前山口の秋芳洞の駐車場で見たことがありますので二回目です。
ボディはかなり幅も長さも大きな印象ですが、
クラウンとほぼ同じ大きさだそうです。
まず、燃料電池の仕組みをタブレッド操作の大型スクリーンで動画説明を受けました。
燃料電池は電池を貯めておくのではなく、水素から電気を取り出す発電機だそうです。
一回の充填で約650KM走行可能で遠出も出来ます。
エンジン内部を見ると、エンジンが無く、代わりのモーターと制御盤と
ラジェーター??などが見えました。
エンジンが無いので冷却装置のラジェーターは必要ないのではと思いましたが
制御盤や燃料電池を冷やすのに別々に2系統ほど設置してあるそうです。
排ガスが全くでなくて排出するのは水のみでとてもクリーン車なんですね。
価格は約700万ですが、補助金が利用でき約400万で購入可能です。
「え、納期三年ですか?」
現在一日に9台しか製造出来ず納期は3年待ちだそうです。
「去年は3台/日でしたから、3倍になりました。」
「熟練した職人さんがほぼ手作りでなので、皆様にお待たせしています。」
「日本のモノづくりの技術力と価格は凄いですね!」
手作りと燃料電池という言葉の響きに頭かポーとしながらお店を出ました。
このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
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