- 大塚 嘉一
- 菊地総合法律事務所 代表弁護士
- 弁護士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
弁護士にとって、スケジュール管理は、生命線ともいうべき重要性があります。
私の場合、訴訟案件が30から40、訴訟外の案件等を含めると常時100件近くが頭の中を駆け巡っています。どの一つをとってもそれぞれの「重み」があります。同時進行する複数のドラマを見ているようです。
スケジュール管理については、これまでパソコン、電子手帳など、いろいろ試してみましたが、結局、手書きの手帳に勝るものはない、との結論に達しました。携帯に適していること、裁判所で次回期日を入れるのに即座に応じられることなどが、その理由です。デジタルばかりが良いわけではない、という格好の例でしょう。
そのスケジュール手帳ですが、最近、バーティカル式というのが流行っているようです。時間軸が縦になっている点がその特徴です。私も、平成17年から使っています。時間の流れを感覚的に把握できること、それと書き込む事項とを有機的に結び付けて記載できる点などが、便利です。
以上は、私個人のスケジュール管理についてですが、事務所内では、全弁護士のスケジュールを、パソコンで一覧できるようになっています。
バーティカル式の手書きのスケジュール手帳も、最近は、いくつかの種類が文房具店に並ぶようになり、選択に困ったり、楽しみだったりします。
まだまだ試行錯誤は続きそうです。
このコラムの執筆専門家
- 大塚 嘉一
- (弁護士)
- 菊地総合法律事務所 代表弁護士
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