「古い住宅の耐震改修工事 補助金を増額へ 国交省」
今日のニュースです。
8月22日付 NHKニュース↓↓ ニュースの動画を見ることができます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160822/k10010645851000.html
古い家は、お年寄りが住んでいることも多く情報が届いていなかったり、また、年金生活で改修の費用を捻出することができない家だったり
耐震化が進まないんですね。
せめて寝室だけでもできればよいと思うのですが・・・。
寝ている時が無防備なのですから、ベットの周りにシェルターだけでも設置すれば、梁や屋根が崩れてきても自分の周りだけは空間が確保されます。
滋賀県の資料ですが、これらには私も興味があります。価格も改修に比べると安価で、安全性も確実かもしれません。↓↓
http://www.pref.shiga.lg.jp/bousai/portal/kanren/files/02syoukai.pdf
昭和56年以前の古い耐震基準で建てられ住宅の耐震性が十分でないのは、十分承知していますが
熊本地震では、2000年品確法(住宅品質確保促進法)基準の家の倒壊も目立ちました。
●開口部(窓)の多いお住まい、
●1階と2階の壁の位置がそろっていない(間崩れの多い)お住まい、
●住まいの1階にビルトイン車庫や店舗のあるお住まい
●平面図をお持ちでしたら、コピーして、壁の部分を鉛筆やマジックなどで塗ってみて、
その黒い部分が右側ばかりに偏っていたり、左側ばかりに偏っているお住まいも壁量のバランスが悪く危険です。
下記、ご自身でも診断ができる資料があります。
●誰でもできる我が家の耐震診断(日本建築防災協会ホームページより)
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/files/2013/11/wagayare.pdf
●インターネットでもできる、誰でもできる我が家の耐震診断
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/seismic/wagayare/taisin_flash.html
尚、耐震診断、補助金については、お住まいの市区町村のホームページ等をご確認ください。
練馬区の場合はこちら→http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/sumai/takuchi/taishin/yoko.html
秋の準備。
posted by 野瀬有紀子
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<女性建築士、インテリアコーディネーターと考える住まいづくり>
のせ一級建築士事務所
住まいの建築、リフォーム、購入を考えていらっしゃる女性のためのセカンドオピ二オン専門の建築士事務所です。
このコラムの執筆専門家
- 野瀬 有紀子
- (東京都 / 一級建築士 インテリアコーディネーター)
- のせ一級建築士事務所 代表
女性のための住まい相談室
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