- 安井 正
- クラフトサイエンス一級建築士事務所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
建物とは無関係に、既製品のアルミ製屋根などを安易に設置してしまうと、
外観の雰囲気を壊してしまいかねません。
街並みの一部として、豊かな住宅の外回りをデザインするには、
ガレージ屋根も丁寧に考えるべき大切な要素の一つです。
写真の家では、
道路を歩く人の目線の高さと角度を考慮して、
できるだけガレージ屋根が薄く見えるようにデザインしています。
薄くといっても、もちろん十分な強度を確保した上ですが・・・。
こうすることでガレージ屋根の存在感を軽くし、
コンクリート打放しの壁の存在感を際立たせようとしています。
要はメリハリのあるデザインですね。
一方、玄関へのアプローチは緑豊かに演出しています。
この住宅の見学会が11/23(日)にあります。
詳しくはNPO家づくりの会の
こちらまで。