- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ビジネススキル
7月は選挙が多いなあと思っていたら、一度もコラムを更新していませんでした。
すいません。
反省しています。今後は頻度あげていきます。
梅雨があけて暑くなりましたね。
みなさま、こんにちは。環の小坂です。
さて、8月17日にウェブフォントのセミナーを開催します。
ウェブフォントセミナー詳細:https://kan-net.doorkeeper.jp/events/50237
ウェブマーケティングの会社がなんでウェブフォントのセミナー?と思われる方もいるかもしれませんが、
ウェブフォントが普及し始め、来年には爆発しそうに感じていますが、その理由は下記です。
「ウェブフォントの活用で、マーケティングの幅が広がり、コストが下がる」
つまり売上が増えて費用が減ると感じているからです。
ウェブフォントとは?
ウェブフォントというのは、ウェブサイトの文字に対して、PCにインストールされているフォントを適用するのではなく、
別途サイト運営側が用意したフォントをユーザ(閲覧者)が使えるようにして、適用するフォントです。
つまり、ユーザ側の環境に依存せずに、サイト運営側が意図したフォントで閲覧可能にすることができます。
ウェブフォントの効用
私が考える効用は下記です。
・サイト制作や更新が早くなる。
画像を使わなくてよくなるなどのメリットがあります。
・複数デバイスに対応するのが楽になる
例えば、一つのファイルでPC、タブレット、スマホなどに対応する際に、
文字入り画像がある場合は、それぞれに対応した画像を作成する手間がありましたが、
その手間が減る。
・SEOに強くなる
ナビゲーションや画像リンクの文字をテキストにすることにより、SEOに強くなる。
アクセシビリティもよくなる。
・ルールを適用しやすくなる
例えば、H2タグやナビのところに背景画像の上に文字を乗せる場合、
今まではシステムフォントで見栄えが良くなかったのが、かっこいい表現をしやすくなる。
・フォントがわかる
私はよくあるのですが、画像に文字が載っているフォントと同じフォントを文章内で使おうと思った際に、
画像作成者に何のフォントを使っているか確認する必要がありましたが、それがわかりやすくなる。
・試しやすい
デザイナが作成する際は、フォントに対する知識があるのでフォント選びに時間がかからないかもしれませんが、
通常サイト運営をする人は素人なので、この文字にはこのフォントがいいというのがすぐには結論を出せないことが多いのではないかと思います。
そういう際に、いくつかのフォントを適用させてみて、どれがいいか考えるという過程を踏むわけですが、
画像だとその手間が結構かかります。
後からの修正も楽ですしね。
・普通の文章にも使える
ナビや画像は色々なフォントが使えますが、文章はシステムフォントに頼ることが多いです。
そういう文章にももちろんウェブフォントは使えますので、多様な表現ができます。
では、上記のような効用があるとなんでいいのか?
ウェブ解析で出てきた課題に対する改善に使えるわけです。
例えば、文章が読みにくくて離脱しているとか、エントリーフォームで強調しているところがわかりにくいので表現を変えるとか、LPの改善とかに使えます。
つまり、直帰率の改善にも、離脱の改善にも、EFOにも使えるし、SEOにも有効なんですね。
いわゆるコンテンツマーケティングの視点になっても、ユーザに読みやすくするということでCVRをあげることもできます。
なので、ウェブ解析の一つのテーマとしてウェブフォントを取り上げます。
「フォントはデザイナだけが知っていればいい」ということはありません。
サイト運営者や更新者などもウェブマーケティングで成果をあげるために、ウェブフォントの有効な活用が必要なのです。
今回講師を務める関口さんは、webfontエバンジェリストとして全国で多くの講演をしている方です。
この機会に是非ご参加ください!
ウェブフォントセミナー詳細:https://kan-net.doorkeeper.jp/events/50237
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