日本より10年早く始めたプログラミング教育【幸運な生徒たち】 - 英語全般 - 専門家プロファイル

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日本より10年早く始めたプログラミング教育【幸運な生徒たち】

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外国から見た日本

2011年の夏、高校/中学/小学生対象に初めてプログラミングコースを開きました。

相棒のカナダ人Robert McMillan は数学、そしてコンピューターサイエンスの専門家でもあります。

そのRobert の側で学べるラッキーな生徒たちが、日本では、恐らく最初にプログラミングに出会った子供たちだったと思います。

 

参加した生徒たちはPython 言語を操り、苦もなくComputer Science の世界に入って行きました。

 

それから5年。
コースを取った生徒たちは、プログラミング過程で詰まるたびに自分で問題をみつけ、試行錯誤をくり返しながら解決方法を探していく能力をつけました。

暗記試験のような模範解答なんてありません。

 

使用言語は「英語」。

英語での指示を自然に理解し、プログラミングを通じて表現するのはやはり「英語」。

 

世界レベルへの入り口「英語」「コンピューターサイエンス」の能力を日々蓄積して来た生徒たちです。

 

2014年からは夏の特別プログラムとして全員にコンピューターサインエスを教え始めました。

折角ロバート側にいて、コースに参加せず、恩恵を受けていない生徒のことが気になったからです。

 

昨年は、小学生から高校生までそれぞれが自分のゲームを作り、面白さを競いました。

今年は、コンピューターを使って複雑な図形をデザインすることに挑戦しています。

本格的なプログラミング学習の下地が出来て来たと感じています。

 

 

さて、ロバートのラッキーな生徒以外の日本はどうなっているでしょう?

 

 

2020年から小学校でプログラミング必修化が決まっています。

遅いですね。

やっとですか。

しかも、内容も的外れのようです。(コラム「プログラミングを教える目的を取り違えていますよ」

日本では、2015年時点で17万人 IT 人材が不足しているそうです。

2030年には41万〜79万人不足するそうです。

 

それに刺激されてか、大人のためのプログラミングスクールもでき始めているようです。

仕事帰りにプログラミングを習うんだそうです。

ITに関係ない仕事の人達も学んでいるそうです。

何の仕事をするにもプログラミング知識、つまりコンピューターと会話出来る能力が必須だと、実社会で思い知って来たみたいですね。

 

 

日本の労働人口の49%は今後10〜20年で AI(人工知能)やロボットに代替可能になるそうです。

 

その頃になると「コードを書くだけの能力は自動化されて不要になる」そうです。

 

「プログラミングの技術 」だけ知っていても仕事はなくなるわけです。

 

 

そんな未来に向けて、生徒たちに生き残る力をと、コンピューターサインエンスの基本的な一部であるプログラミングを教え始めたわけです。

2011年に。

日本の学校が始めるよりも10年早く。

 

「プログラミングの技術」だけでなく、IT を使いこなし、自分で IT をあらゆる分野に利用出来る、しかも、英語で利用出来る能力をつけてあげよう!と思ったからです。

それこそがコンピューターサイエンスです。

 

のろのろして、世界から大きく遅れている日本より10年早く。

 

 

私自身も生徒を教えられるようにとプログラミングを始めました。

見る見るはまりましたね。

周りのすべてのことに対する思考過程が、音を立てて変わるのがわかるくらい、脳のネットワークが置き換わりました。

 

雑然としていた脳の中がすっきり整理されたように。

 

私の年齢でこれですから、さぞかし生徒たちの脳は、発達過程の脳はすばらしい効果を得たはずです。

 

ひとつだけ残念だったこと。

 

通年の本格的なコンピューターサイエンスは選択のコースでした。

カナダクラブというコースのカリキュラムの目玉で、JavaScript を本格的に。

 

実際にコードを書いていく本格的なコースに入った生徒は、10年どころか20年は日本の先を走っていけると確信しています。

 

が、未だに日本と同じペースの考え方で、「そんなもの入試に関係ないし、塾で忙しいから」と参加しなかった生徒がいたのは残念至極です。

折角、あの瞬間に「ロバートの側にいる」すごい環境にいたのに。

 

 

「プログラミング、大人も熱」という日本経済新聞の記事の副題は「職種超え習得圧力」でした。

 

将来その「圧力」が襲いかかった時、いかにラッキーな環境で勉強していたのかを実感してくれるかな、生徒のみなさん。

We hope so.


Good luck, Students.

 

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