- 米村 歩
- 株式会社アクシア 代表取締役
- システムエンジニア
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
ホームページを更新できる仕組み作り
ホームページでは更新が重要で書いたとおり、ホームページは継続的に更新していくことが必要です。
では具体的にはどのようにしていけばよいのでしょうか。
ホームページを更新できない理由
更新されていないホームページはインターネットにはたくさんあります。ではなぜ更新されなくなってしまうのでしょうか。様々な理由があるかと思いますが、具体例をあげてみます。
ホームページを更新できる人がいない
ホームページを更新したいとは思っていても、社内に専門知識を持った人がなくて更新できないというケースです。
ホームページ更新にかける費用がない
自社では更新できないので専門業者に外注を検討してみたが、料金が予算と合わなくて更新できないというケースです。
忙しくて更新する時間がない
自社で更新するスキルはあるが、本業が忙しくて更新する時間がないというケースです。
面倒臭くなってしまった
自分でホームページを更新するスキルもあり、時間もある場合でも、気持ちの問題で面倒臭くなってしまう場合も十分にあり得ます。
ホームページを継続的に更新できる「仕組み作り」を
上記で述べたとおり、ホームページが更新されない理由は様々だと思いますが、共通して言えることは"ホームページ更新の仕組みがない"ということです。
きちんと更新を続けていくためには体制や仕組みをしっかり準備する必要があります。そのためにいくつか条件を上げると、
・簡単に更新できること
・すぐに更新できること
・コストを(予算以内に)抑えられること
こういったポイントは抑えておく必要があります。
ホームページの専門業者と関係構築
ある程度予算を確保できる場合にお勧めの方法です。やはりホームページの専門業者であればきれいなデザインや、ユーザビリティを考慮したサイト設計まで考えてくれるのが普通です。
ただし、対応の遅い会社に頼んでしまうと更新したい時にタイムリーで更新できない、ということになってしまうため、レスポンスの速い業者を選ぶ必要があります。
保守契約などを結び、「毎月これだけの更新を行う」と決めてしまう方法もお勧めです。
CMSシステムの導入
CMSとは一言で言ってしまえば、「知識がなくても簡単にホームページを更新できるシステム」のことです。ワープロ感覚で簡単にホームページの文章を更新したり、新しいページを作成したりできます。
一からオリジナルのCMSを構築すると数百万円もかかってしまいますが、最近では月々数千円で導入可能なCMSもありますので、そういったサービスを導入するのが良いと思います。よっぽど特殊なホームページでない限り、オリジナルのCMSでも低額のCMSでも問題はありません。
CMSは一度導入してしまえば、何度更新しても料金は発生しませんし、好きな時に好きなだけ更新できることも魅力です。
自社にとって最適な仕組み作りを
以上、ホームページを更新できる仕組み作りについていくつか具体例をあげましたが、重要なことはそれぞれの会社の要件にマッチした仕組みを考えることだと思います。
予算や自社のスキル状況によってそれぞれ方法は異なりますので、ぜひ自社に最適な仕組みを見つけていただければと思います。