お口と心臓の関係性 - 一般歯科・歯の治療全般 - 専門家プロファイル

赤岩 経大
竹芝サウスタワー歯科 歯科医師
東京都
歯科医師

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対象:一般歯科・歯の治療

赤岩 経大
(歯科医師)
赤岩 経大
(歯科医師)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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こんばんは(^ ^)晴れたり雨が降ったりと落ち着かないお天気が続いていますね(;_;)
今日はお口と心臓の関係性をお話しします!

お口の中と心臓にどんな関係が?と不思議に思われるかもしれませんが、歯周病や虫歯など口腔内の状態が良くないと心臓の病気が起こったり、悪化したりしやすいのです。
なぜ口の中の細菌が心臓に悪さをするのかと言うと、

口腔内には沢山の細菌が住みついており、きちんと歯を磨いていなかったり、歯周病だったりすると菌はさらに増殖します。
その菌が歯茎などの隙間や、ちょっとした傷口から血液の中に入り、血流に乗って心臓まで運ばれます。
口腔内の細菌は血液中に入りやすい傾向にあります。
細菌が血液中に入ると、「菌血症」とういう状態になります。抵抗力がしっかりとしていれば大事には至りませんが、高齢や持病などで抵抗力が落ちていると「敗血症」になってしまいます。
このような事態を防ぐためにも心臓やがんの手術、抗がん剤による化学療法などの前に、歯科医師の元で口腔内をきれいにする「周術期口腔ケア」が行われています。
実際に、歯周病の人は心筋梗塞になるリスクが高いという報告もあります。
身体の健康のためにも定期的にお口の中を健康にしましょう!

受付  井上