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カナダの Happy な夏休み

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外国から見た日本

カナダの学校は6月の3週目から夏休みに入っています。

学校の最後の週は、生徒も先生も気もそぞろ。

大人も子供も、み〜んなで楽しみにしている夏休みです。

 

学校は完全に閉まります。

日本のような登校日もありません。

意味不明の課外授業など、もちろんありません。

(『休み』の意味を知らないようですね、日本の学校は。)

 

9月の第一週に学校が始まるまで、生徒たちは完全に自分の自由な時間を楽しみます。

日本のような宿題もありません。

(やはり日本の学校は『休み』の意味を知りませんね。)

「部活」も「何それ?」 と聞かれますよ、カナダでは。

 

じゃ、カナダの生徒たちはどんな2ヶ月半を過ごすのでしょうか。

日本の中学・高校生が「課外」「宿題」「部活」で疲労困憊、脳も疲労困憊している間に。

 

カナダの中・高校生たちの夏休みは、脳を科学的に、そして化学的に刺激するHappyなHappy な休みだとも言えます。

 

脳科学から、カナダと日本の夏休みを比較検証してみました。

 

Seven Habits of Happy Brain (Psychology Today より)

「Happy な脳の7つの習慣』を基に。

 

1.成長途上の10代の脳に最高の効果をもたらすカナダの夏休み

 

10代の脳はまだまだ成長途上です。 脳細胞間のネットワークが急激に増える脳発達課程の最重要段階とも言えます。

 

ただ、脳細胞間のネットワークは勝手に出来るのではなく、毎日どう脳を刺激するかにかかっています。

 

怖い現実もあります。

ここまで育って来た脳は、それまでの習慣的行動を覚えてしまっており、その習慣的行動は”Pleasure Centre” と呼ばれる「喜び、満足を感じる」脳の部分とすでに(喜んでいようがいまいが)つながってしまっています。

 

既成のネットワークをはずすには、「自分が決めて」「勇気を持って新しいことをやる」それも「ある一定期間続ける」ことが必要です。

「自分で決めて」「勇気をもって新しいことをやる」こそが、カナダの10代が夏休みにやっていることなのです。

 

長期のアルバイトをする子供も多いです。

それも親元を離れて住み込みでなんてこともあります。

ボランティア活動を始める子供もいます。

このように実社会との接点を持つ体験をする子供が多くを占めます。

「学校以外のことをやりなさい!」というのがカナダの夏休みの意義ですから。

 

脳が新しいネットワークをどんどん伸ばすはずですよね。

 

方や日本の10代は:

いつもと変わらず、長時間の受け身だらけの課外授業、膨大な量の機会的練習をするだけの宿題、正気を逸したほど長時間の部活とやら。

「学校」が休みなのにもかかわらず、24時間ついてまわります。

脳の”Pleasure Centre” すらため息をついてあきらめてしまいますよ。

 

その結果「喜び・満足感」を感じる”Pleasure Centre” が機能しなくなるかも知れません。

 

2.毎日、新しい前向きな選択をするカナダの夏休み

 

「新しい、前向きな選択」をし、それに集中し、少なくとも45日程度続けることで、脳は大きく変わります。

 

イライラし、不満足を感じる時は、脳の電気信号は脳の中の一番抵抗のない回路をこっそり通っていると理解すること。

「新しい目向きな選択をし、それを続けること」で、その電気信号はとっとと他の回路に行ってしまい、「イライラ・不満足感」が低下するそうですよ。

 

「新しい前向きな選択肢」にあふれるカナダの夏休み。

さぞかし、精神的に健康な脳が出来ることでしょうね。

 

方や日本の10代は:

いつもと変わらず、長時間の受け身だらけの課外授業、膨大な量の機会的練習をするだけの宿題、正気を逸したほど長時間の部活とやら。

「新しい」「前向き」な選択肢とは真反対側にある「休みでない夏休み」

「イライラ」「不満足」な日本社会に入る準備でしょうか?

 

 

3.脳をワクワクさせるドーパミン(脳の化学伝導物質のひとつ)のスイッチを入れるカナダの夏休み

 

「自分でゴールを決めて行動する、そしてそのゴールにたどり着く」

10代が自分で勇気を持って、一歩前に出て取るこの行動で、ドーパミンはどっと脳内を流れます。

実社会に出たら、いつでも期待したゴールに着けるとは限らないけど、またもう一歩踏み出すことで何かが始まることを、何となく理解する大きな経験となります。

ワクワクドーパミンがそうする助けになってくれます。

 

方や日本の10代は:

自分で決めることなど経験しないですね。

決められた時間の課外授業、決められた宿題、決められた部活時間・内容を黙々とやるだけ。

ドーパミンの最低限の機能さえ疎外されそうです。

 

その怖い症状は:新しいことを学習する能力が落ちる、記憶力が落ちる、感情表現が出来なくなる、そして!新しいことをそのものへの興味がわかなくなる

。。。。。

 

日本の学校はそんな10代を作りたくて「いつもと変わらず、長時間の受け身だらけの課外授業、膨大な量の機会的練習をするだけの宿題、正気を逸したほど長時間の部活とやら。」の夏休みを強制しているのかと疑いたくなります。

破壊してますよ、10代の脳を。

 

4.実社会での体験を通して、社会で信頼を得ることを覚えるカナダの夏休み

 

社会で大人から信頼を得られた!感動は脳にも大きく作用し、オキシトシンというホルモンの分泌を促進します。

オキシトシンとは分娩の際に子宮を収縮させたり、乳腺から乳を出す働きをするホルモンです。

 

これが活発になると「やさしい気持ち」「安全に守られている」いい気分が生まれます。

哺乳類の脳はみんな同じようなオキシトシン効果を持っており、社会で信頼されると「いい気分」を生み出します。

すごいのは、それだけでなく、「誰でも彼でも信頼すべきではない!」という注意深さも促進してくれます。

 

アルバイト、ボランティアを通じての社会体験。

カナダの10代は貴重な夏休みを過ごしています。

 

方や日本の10代は:

実社会。。。。どこにあるんでしょうね?

「学校」という狭い中での課外授業、部活で疲れ果てて家に帰ったら、母親が全部面倒みてくれて。。。

もしお母さんにいつも「ありがとう」を言える10代ならば、お母さんのオキシトシンだけは機能しているかも。。。

 

 

5.いっぱい笑う楽しい経験をすることで、エンドーフィンというNeuropeptide(タンパク質のような分子)が脳で活発になります。

 

エンドーフィンは脳の中でアヘンのような鎮痛作用を発揮する頼もしい味方です

 

自分が心から楽しい!と思える経験をすること。

自分で自発的に楽しい経験を求めて行くこと。

 

カナダの夏休みがこれです。

 

方や日本の10代は:

「え?友達と話して笑ってます。」と言うかも知れませんね。

でもね、よく聞いてね。

 

友達の話は心から笑えるくらい面白いと本当に思ってますか

合わせて笑っているのではないですか?

 

自分のユーモアのセンスを信じて、自分が本当に笑える経験が必要なんですよ、エンドーフィンの登場には。

自分から経験して笑うこと。

 

 

6.気分が落ちたり、精神的なしんどさを感じたら危険信号。
今やっていることを一旦休止出来る自由のある夏休み。

 

気分が落ち込んだり、危険を感じたりすると脳の中でコーチゾルというホルモンがどっと出てきます。

コーチゾルがどんどん出てくると、またそのせいで気分が落ち込んだり、ハラハラドキドキが増してしまいます。

怖いことに、コーチゾルは脳の大切な記憶部分の脳細胞をも破壊するとんでもないホルモンです。

 

「やばい!」コーチゾルが来た!と思ったら、つまり、気分が落ち込んだり、ドキドキ落ち着かなくなったら、今やっていることを休止出来る環境が必要。

コーチゾルは約2時間で代謝出来るので、一旦休止は大きな役割を持ちます。

 

アルバイトやボランティア先にきちんと礼儀正しく話が出来るか。

これも大きな経験です。

また自分で計画した勉強や読書など、自由度は高いですよね。

 

こんな風に、自分の感情を科学的にコントロールするすべも得とくするのがカナダの夏休み。

 

方や日本の10代は:

課外を休めばテストに響くし、宿題をやらないと罰が待ってるし、部活を休むと嫌がらせが。。。自分で自分をコントロール出来ない日本の10代の脳にはコーチゾルがうじゃうじゃ動きまわっている気がします。

「うつ病」を引き起こす最大理由もコーチゾルなんですよ。

 

「大切な記憶部分を破壊する」コーチゾルと裏取引でもしているのかなと疑いたくなりますね、日本の学校は。

 

____________ 

今日も、うちの高校生たちは模擬テストとやらで学校です。

土曜日なのに。

夏休みもテスト満載だそうです。

 

みんなの顔が疲れきっています。

脳は止まってます。

 

日本のいい子たちの潜在能力を消し去る教育。

みんなわかっていて、大人も親も、誰も何もしない現状。

 

 

生徒たち!

まだ少しでも潜在能力の芽が枯れていないのなら、すぐにここから脱出しよう!

自分を守ってほしいです。

 

Come to Canada.

 

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