- 松永 隆文
- Qull一級建築士事務所
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
台東区で完成しました「御徒町テナントビル」。
共用エントランスの写真です。
アルミの曲げ加工パネルで仕上げたエントランスファサード。
その上部にビル名のサインを施しました。
ビル名の為、存在感を押し出すのではなく、建物全体のデザインの一部としたサイン計画。
仕上げ材のアルミのシルバーに対し、同色に近いステンレスの切り文字と考えたが、ステンレスの切り文字では、重量がある為、アルミパネルに穴を開け取り付けるしかない。穴を開けるということは、将来そこから雨が入る心配もあり、穴を開けずに施工できるものをと、タフライトサインというものを採用しました。
タフライトサインとは、樹脂に金属メッキを行うというもの。通常、車のエンブレムなどに使用されるもので、軽量で耐久性に優れています。
軽量である為、接着での施工で、ステンレスで行うものと同等の素材感でステンレス風のサインが可能となります。
厚みのある、高級感漂うサインとなりました。
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