- 清原 公明
- 株式会社建築アトリエ二十一 代表取締役
- 建築家
対象:住宅設計・構造
それぞれスタンスは異なると思うが、そのことは設計という作業を通していつも自分に問いかけられています。
距離をとれば取るほど、住宅の生身としてのリアリティが生まれる気がします。
素材の持つメッセージ性が建築において重要な要素となるのは、それ故だからでしょう。
今回は都内の風致地区に計画した分譲戸建て住宅です。これは売主という媒体を通して消費社会のもつ飽くなき欲求を突きつけてきます。つまり「商品」としての価値です。そのテーマとどう向き合い、付き合うか?課題は山積みです。
でもこれはこの建物特有ではなく、この仕事に携わる以上避けては通れません。