「認知症を支えるデザインのちから」を拝聴してまいりました。
講師の先生は、在宅及び施設で認知症のご家族の介護を経験され、現在はグループホームに勤務しながら認知症を支える環境づくりの研究をされている、工業デザイナーで東海大学講師の山崎正人氏ということもあり、沢山の受講生がお見えになられてました。
内容の一部をご案内ページより抜粋
・ものを見つけやすくする色の工夫
・ポット、コンロ、棚や家具を使えるようにする工夫
・危険だからと道具を片付けてはいけない理由
・安全のためのリフォームは慎重にすべき理由
・排泄がうまくいかない理由と対策
・回想と想起のコーナー作り
・鏡を場面によって使い分ける方法
・認知症をますます重度化させてしまう介護とは
受講して感じたのは、山崎先生ご自身が介護経験の中でトライアンドエラーを繰り返しながら、安心に繋がる環境づくりをブラッシュアップされた努力は、並大抵では真似できないということでした。
建築士や社会福祉士は「一を聴いて十を知る」的な相手の事を先読みしがちな職種ですが、工業デザイナーは「じっくり観察すること」から必要なものを見出すという手法とのことで、新たなアプローチの仕方を学んだ気がします(^^)
全部で4回に分け講義があるので、予定が合えば引き続き学んでいきたいと思います♪
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
048-935-4350
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