前回に引き続き、今回も2020東京オリンピックの話題です。
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このセンスある風刺には思わず笑ってしまうのと同時に、世界が今の日本をどう感じているのかという事が感じられるのではないかと思う、これはそんな記事の一つではないでしょうか?
世界初のニュース雑誌として有名なアメリカの「TIME」誌について、出処不明な画像が出回り、あまりにも上手な風刺だと絶賛されている。
裏金疑惑が浮上した日本の2020東京五輪招致問題。この画像をみてほしい。
なんとあの組市松紋(くみいちまつもん)のエンブレムが札束に変わっている!!何があったかが一目で分かる優れたデザインだ。2020のはじめの0のところは福沢諭吉の顔が入っていてなんだか面白い。
▼ちなみに正式に採用された野老朝雄氏デザインの組市松紋はこちら。一般からの評判はあまりよくなかった。
冒頭のTIME誌の画像は果たして本物なのだろうか?それともコラ画像か?
右上にある「May 22 2016」の日付を頼りに調べたが、TIMEの公式サイトにはそのような発刊日の雑誌は存在しないことが分かった。したがってコラで確定。
▼22日ではなく、一日ずれた23日なら見つかった。おそらくコラ作成者が故意に1日ずらしたのだろう。
▼最新の5/30号はこちら。電通に支配された日本のマスコミはもう頼りにならないので、東京五輪の問題も特集してほしい気もする。
相次ぐ不正と問題で東京五輪は開催すら危ぶまれる事態になっている。
▼右下に当てはまるD社こと電通は未だにきちんと説明責任を果たしていない。いっそのこと冒頭の札束エンブレムか、この裏金経路をエンブレムにしたほうがよいのではないか。
また、もう一つ忘れてはならない問題があることを付け加えておきたい。
▼舛添都知事が発表した「&TOKYO」のパクリ疑惑はうやむやになっている。
参考:7 1億3000万円かけたオリンピック東京都ロゴ、全く同じものをニュージーランドの弁護士事務所が使っているのが見つかって終了
▼CMもアンドロイドのパクリ。そもそも「&TOKYO」というコンセプト自体がニューヨークの「I♡NY」のパクリなのだが…。
参考:【炎上】東京五輪の「&TOKYO」のコンセプトがGoogleアンドロイドの「And you」と酷似
▼ダサい制服についても大いに声をあげたい。韓国の衣装と似通っているのは偶然なのか?それともまさか舛添都知事が故意に…?
▼ネット上でははっぴメーカーが非公式でデザインしたはっぴの衣装のほうが圧倒的によく、また外国人ウケもいいはずだと褒めちぎられた。コストも安上がりで素晴らしい。
参考:はっぴメーカーが東京オリンピックの制服を非公式でデザイン→「こっちのほうが断然いい」と絶賛されて大拡散
一連の問題は金にまみれた権力者がキックバック目当てでコネがあるものを当選させてしまうことから起きる。インターネットが発達した現代社会では、デザインは不祥事が起きやすい仕組みで一部のプロに任せるのではなく、公募と投票をうまく使ったほうがよいようにも思える。佐野研二郎氏の例からも分かる通り、自称プロはただのハリボテであることが多い。
以上、転載記事でした。
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ちなみに現在の日本の報道では、以下の事実がある様です。
東京オリンピックの裏金疑惑は、海外報道だと「電通」の名前が出て来ますが、日本の新聞各社の報道では消されていて、電通への配慮には凄いものがあります。
※尚、オリンピックの起源に付いて語られた記事&現在進行中の東京オリンピックに付いての世界の動向をお知りになりたければ、こちらのコラムをご参照下さいませ。
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★2020年の東京オリンピックは開かれない!?(最初からロンドン開催になる様に仕向けられた罠という説)
★フランスのスポーツ大臣と司法大臣が、2020年東京五輪を崖っぷちに!?
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年