- 照井 博美
- オフィスシノワ
- 岐阜県
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
ということは、小室哲哉氏自身も、そして奥様のKEIKOさんも、
厳しい言い方をすれば、「最低限の金融リテラシー」、
つまり、
「金融」(自分達が生きていくためのお金のこと)に関して
「リテラシー」(言語の読み書きができる能力)
が不足していた、と言わざるをえないと思います。
つくづく、重要なのはいくらの収入があるのか、なのではなく、
単年度では収入より支出のほうが多い年はあっても、
長い目で見た場合に、生涯の支出が収入を超えないこと。
別の言い方をすれば、収入のなかからいくらを残していくこと
ができるのかが大切なんだな、ということです。
なので、大事なのは経済的に破綻しないことであるので、
収入が仮に小室氏のように何億円もないとしても、
いきあたりばったりではなく、しっかりと先を見据えて、
対策を講じていけば、充分に豊かに暮らしていくことは
可能だということでもあるのだと思いました。