台湾の200倍 - 体の不調・各部の痛み全般 - 専門家プロファイル

有限会社 木村爽健 代表
東京都
鍼灸師

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対象:体の不調・各部の痛み

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「国産なら安心」そういう考え方が日本では強いです。
確かに家電製品の品質や壊れにくさでみると、日本産は良いものが多いです。
ところが農作物でいうと、日本の農薬使用量はかなり高いです。
アメリカと単位面積当たりの農薬使用量を比較すると、日本はアメリカ7倍位農薬を使用しています。もちろん、作物によってはアメリカより少ないものもあります。
NHKで報道されていたそうですが、海外への農産物の輸出で、残留農薬が問題で輸出できないことがあるそうです。
そのため、輸出用だけ農薬の使用量を減らして対応しているそうです。
ちなみに、イチゴの残留農薬量でいうと台湾 0.01ppm日本 2.00ppmで、台湾と比べて日本は200倍規制が緩いです。
もちろん、イチゴは極端なケースですが、みかんもEUの残留農薬量に引っかかるようです。
日本では、ミツバチ減少の原因と言われるネオニコチノイド系の農薬がEUの使用基準と比べてかなり緩いと指摘されています。
私は、ネパールからハチミツを輸入していますが、日本のハチミツは気功の感覚でいう生命エネルギー的に全くかないません。
残念ながら日本のような狭い国土では、農薬が飛んでこない場所で養蜂するのは現状かなり難しいことです。
おそらく、植物も蜂も農薬で弱っているので、ハチミツに生命エネルギーもあまり宿らないのかなと思います。
ただ、生産者ばかりを責められないのは、消費者があまりにも規格通りで綺麗な野菜や果物を求めるからです。
綺麗にしようとするほど、虫に食べられないように農薬でケアする必要があります。
農作物は生き物なので、ある程度ばらつきもあります。
消費者が変わると、日本の過剰に思える農薬使用も落ち着くように思います。

写真は山梨県の登美が丘ワイナリー。
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