トレーナーの就職活動において「情熱」は差別化になるか? - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 小林俊夫
(ピラティスインストラクター)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)

閲覧数順 2024年04月18日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

トレーナーの就職活動において「情熱」は差別化になるか?

- good

  1. 運動・スポーツ
  2. ヨガ・ピラティス
  3. 各種のヨガ・ピラティスレッスン

 こんにちわ


昨日は、学生さん達と色々と


お話をさせて頂く機会があり


ご質問も色々と頂きました



 日頃


新卒採用や中途採用関わらず


面接などを行っていて


よく感じるのは


「定性的」なアピールは多いけれど


「定量的」なアピールは皆無ということ



 例えば


「~部のトレーナーとして


チームの勝利に貢献していました


情熱なら誰にも負けません」的な話しは


しょっちゅう聞くのですが



「~部のトレーナーとして活動し、昨年度に対して


ケガの受傷率を何%減らし、チームの勝率を


何十%向上することに貢献しました」


という方には出逢ったことがありません



 各企業によって異なると思いますが


僕はマイクロジムやパーソナルスタジオなどの


就職活動において


「情熱アピール」だけというのは


そこまで意味が無いと思っています



 もちろん


「情熱」は素晴らしいものですが


そんなものは、持っていて当たり前だし


それだけでは差別化にはならないからです




 プロ野球のトライアウトを受けて


「僕はキャッチボールが出来ます!!」と


どや顔で高らかに宣言をしても


何の意味もありませんよね



 そして


定性的なアピールは


比較が出来ないということです



10人の学生が面接を受けて


皆が「僕は情熱なら誰にも負けません」と


アピールした場合


どうやって比べまっか?


ってことですね



 基本的に


スタジオやマイクロジムのオーナーは


「情熱スカウター」を持っている訳ではないので



ラディッツの様に


「ほう戦闘力322 こんな奴もいたのか


 だがしょせん 俺の敵ではないな」とか



フリーザさまの様に


「ちょっと驚いたよ ギニュー隊長の上をいくやつが


この世にいたなんてね」


なんてセリフは言えないし



情熱力を数値化して


比較・検討することは出来ないのです




 もしどこか入りたいと思う


企業があるのならば


大切なのは


日頃のパーソナルセッションや


トレーニングや治療プログラムの提供と一緒で



現状をしっかりと分析し


相手企業の動因を理解し


その企業の動因に合わせて


定性的、定量的な観点から


誘因を提示するということですね



 その際に


「定性的なアピール」だけというのは


「一緒にトレーニング頑張りましょう!!」


「えっ?どうやったらこの膝の痛みは良くなるんですか?」


「とにかく一緒に頑張りましょう」



「筋肉量ってどれくらいで増えるんですか?」


「頑張ってトレーニングすれば付きます」


と言っている様なものです



 こんなトレーナーのセッションを受けたいですか?


魅力的なトレーナーだと想いますか?


もし想わないのであれば



 情熱は素晴らしいものですが


情熱だけではなく


他のアピールも考えてみると良いですよ♪



片手に情熱


片手に算盤


といった感じでしょうか


としお



最近、セミナーについてお問い合わせを頂く事が多いので、こちらも記載させて頂きますね

「ボディワーカーが知っておきたい!スタビリティ&モビリティの再考~ピラティスを活用したムーブメントアプローチセミナーIN大阪
日時:2016年5月22日(日)10:00~17:00
会場:DTSスポーツ
http://dts-sports.jp/access.html

JR東西線『大阪天満宮』駅
地下鉄谷町線『南森町』駅
(北西へ272m)JR2番出口より徒歩3分

受講料:18,900円(税込)
講師:imok株式会社 代表 小林俊夫
お申込みhttps://pro.form-mailer.jp/fms/b842e78595969

内容:
1、モビリティと柔軟性の違いとは?2、ストレッチとモビリティの関係性3、相対的柔軟性&PICR&FJC4、スタビリティ&モーターコントロールとは?5、モビリティ&スタビリティの関係性6、エロンゲーション&アーティキュレーションとスタビリティ&モビリティ7、三面三軸とモビリティ&スタビリティ8、発達運動学&呼吸&コアとスタビリティ9、スタビリティに関わるローカルシステムとグローバルシステム10、現場で活用しやすいモビリティ&スタビリティの評価法11、モビリティ&スタビリティ改善の為の考え方12、ピラティスなどのボディワークを活用したモビリティ向上アプローチ13、ピラティスなどボディワークを活用したスタビリティ向上アプローチなどなど

ピラティスを活用したムーブメントアセスメント】
 ~動的評価に基づく効果的なアプローチ~

日時:6月12日(日)10:0017:00 (休憩1時間含む)


会場:美容整体院 Caeru 

〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院3-13-23 薬院AMビル3F
http://salon-caeru.com/access

受講料18,900円(税込)

講師:小林俊夫(PHI Pilates Master Trainer、鍼灸あん摩マッサージ指圧師など)

お申込み

https://pro.form-mailer.jp/fms/4442977696730


 動的評価は難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ムーブメントチェックシートを活用することで、見るべきポイントを明確にしていきます!!


 更に、ピラティスをはじめとするボディワークは、「動的評価」として活用出来るだけでなく、その得た情報をもとに、ボディワークを通して、動きの改善を行っていくことで、理想的な「ムーブメントシステム」の構築に効果的です。


 今回は日頃現場で用いる事の多い、ピラティスやDNSやコレクティブエクササイズなどをはじめとする、ボディワークをもとに、どの様な観点で評価を行い、その評価に基づき、理想的なムーブメントシステムを構築していくのかを皆で学び、実際に身体を動かしていく6時間のセミナーです。
内容:エクササイズ指導において大切なのは、「評価→エクササイズ→再評価」を行う事であり、評価無きエクササイズは、指導者のただの自己満足に陥ってしまう危険性を孕んでいます。近年、世界中で様々な評価法が生まれ、現場で実践をされていますが、今回はピラティスのエクササイズを「動的評価法」として活用することで、日頃、現場で指導しているエクササイズから、クライアントの様々な情報を得る事ができ、より効果の高い指導を行う事が出来る様になります。

 |  コラム一覧 |