「大阪府吹田市の住宅リフォーム会社「ダイジュコーポレーション」による詐欺事件で、奈良県警生活環境課などは3日、詐欺容疑などで新たに同社社長、樫本正雄容疑者(33)=兵庫県尼崎市=ら2人を逮捕、同営業課長、東出和弘容疑者(38)=大阪府吹田市、詐欺罪などで起訴=ら2人を再逮捕した。調べでは、樫本容疑者の指示を受けた東出容疑者らは5月末、架空会社「有限会社ニューウェーブ」の名称を使い奈良県平群町の無職男性(66)宅を訪問。「屋根の針金が切れている」などとうそをついて修理工事の契約を2件結び、代金計約144万円をだまし取った疑い。」IZA
悪質なセールスを掛けて契約金をだまし取るリフォーム詐欺、このリフォーム詐欺への対処法を考えてみましょう。
1.まず、ドアを開けて話をしない。
2.リフォームを行う際には身内に居る建築不動産関係の会社の知り合いに相談する。
3.リフォームを頼む際にはそのリフォーム業者の店舗や事務所を事前に訪問する。(マンションの一室等でやっている業者とは取引をしない。)
4.インターネットで店舗を提示して電話がいつも携帯電話に転送になったり、対応しない業者とは取引しない。
5.リフォームを行う業者が「材料費等が必要」と前金を請求しても絶対に払わない。そもそも材料費も自前で出せない業者を信用しない。
6.それでも何となく信用できない業者に対しては決算書を見せてくれと要求する。躊躇したとしても考えて出せないというのはおかしい。
悪質なリフォーム詐欺は訪問販売だけではありません。ネットで店舗を開いている会社もありますので気をつけましょう。例えば知り合いの顧客がだまされた会社の例を見てみましょう。その知り合いは昨年末に物件を購入し、リフォームを「フューチャーファクトリー」というシステム収納家具の
会社に昨年の末に出しました。その際に5月になっても何も出来ないので問いただし事務所に乗り込んで通帳を調べると入金した前金がその日のうちにギャンブルに使われていた事が判明しました。
その様な悪質な業者はいろいろな掲示板からもその情報の一端を知り得ます。
http://www.e-sumika.jp/cgi-local/mibbs.cgi?mode=point&fol=nandemositumon&tn=1567&rn=10
良く情報を確認の上リフォーム・レノベーションは依頼しましょう。リフォーム詐欺は今後もなくなら無いでしょうが賢く悪徳な業者や背に腹を変えられない業者を見抜く事が出来ます。不動産売買は宅建業法によって規制されていますが、リフォーム等は法制度が整備されていませんので自己防衛が重要になります。
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このコラムの執筆専門家

- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
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