- 渡邊 亜紀子
- Lycka till
- 東京都
- スポーツトレーナー
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090-3515-7384
対象:スポーツ指導・トレーニング
- 斎藤 利
- (スポーツインストラクター)
- 石本 工
- (健康運動指導士)
自由が丘スウェディッシュマッサージ&ストレッチサロン『Lycka till』の渡邊亜紀子です。
先日テレビを見ていたら、熊本の被災された方々の中で眠れない方が少なくないとの報道がありました。
そしたらキャスターの男性が「睡眠導入剤を飲んだりするのはどうでしょうか?」と医師に質問していました。もちろん医師は賛成はしませんでした。
というか私的にはキャスターの質問には?つーか えぇ!?って感じです(・_・;
確かにもう少し落ち着いて室内でゆっくり眠れるようになってからの睡眠導入剤は、医師の勧めがあれば良いとは思いますが
余震が続く中飲み慣れない睡眠導入剤を飲んで、逃げ遅れたりするほうが心配です。
安定剤も導入剤も飲み慣れているのであれば、逆にないほうが不安だと思いますが飲み慣れていないなら、今の状況で飲むべきではないと私は思います。
ということで気持ちが落ち着く動きというかストレッチというかについて今回は紹介したいと思います。
起きて行うよりも、仰向けに寝ていただいて行ってもらうほうがよいと思います。(画像は便宜上起きて撮影しています)
まず両手で両頬を包むようにします。ペッタリくっつけたほうが気持ちいいので、顔の皮膚の1ミリ下まで届くようなイメージで行ってもらうと良いかと思います。ペッタリするのが大切です。
両親指は顎のカドのところに置くようにします。
両手とも顎のカドになるようにしましょう。
それからゆっくりと顎をあげて、頭を後ろに反らします。ゆっくりです。手は両頬につけたままです。
出来れば呼吸もあわせて行うとよいでしょう。ゆっくりと吸って頭を後ろに反らしながらゆっくり吐きます。
ゆっくり3~5回くらい行ってみて下さい。眠りにつきやすくなりますよ。眠りの質も良くなると思います。
私も神経がピリピリして疲れ過ぎた時など行っています。よく眠れるし、起きた時スッキリしてる感じです。
この動きには脳脊髄液とか自律神経とか顔にはたくさんの神経がとかいろいろ註釈はあるのですが、長くなるので割愛します(⌒-⌒; )
頬を両手で包むだけでもかなり落ち着きます。自分の頬を自分の手で包むのが基本ですが親御さんがお子さんの頬を両手で包んであげるだけでも、お子さんの不安な気持ちが和らぐのではないかと思います。
簡単な動きのストレッチなのでぜひやってみて下さいね(*^_^*)
このコラムの執筆専門家
- 渡邊 亜紀子
- (東京都 / スポーツトレーナー)
- Lycka till
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