- 渡邊 亜紀子
- Lycka till
- 東京都
- スポーツトレーナー
-
090-3515-7384
対象:スポーツ指導・トレーニング
- 斎藤 利
- (スポーツインストラクター)
- 石本 工
- (健康運動指導士)
熊本の地震は落ち着かないですね。
不安な日々を過ごす方も多いと思います。
遠く離れて暮らすご家族も同じように不安に思われていると思います。
被災された方々が、なるべく早く普段通りの生活ができますよう願っております。
昨今のニュースで
『エコノミークラス症候群』
が取り上げられています。
『旅行者血栓症』とも言われており、長時間座った状態などでいる時に注意したい症状です。
長時間座っていると、下肢が圧迫されてうっ血状態となり血栓ができることにより発症します。危険なのは、その血栓が肺に詰まってしまい『肺塞栓症』となることです。
プチパレちゃんの記事でも詳しく説明されています。
地震で生命が助かっても、その後に生命の危険にさらされるのが災害の恐ろしさです。
動く気力もなくなるとは思います。でも少しでもいいので、生命を守るために動かしてみて下さい。
簡単な体操を紹介します。
車中で生活する方などは時折外へ出て、小さく足踏みから大きく足踏みします。大きく足踏みの時は、腕も大きく前後に振り、脚は出来るだけ高く大きく動かします。
その後ラジオ体操の要領で身体を左右にゆっくりと捻ります。そして最後に身体を大きく廻します。
脚だけでなく全身を動かしたほうが、血液と体液の循環になりますので身体がリラックスできます。何かが起きた時に身体が疲弊していると、すぐに動くことが出来なくなるので、出来るだけで構いませんので動かしてみて下さい。
また避難所などで過ごされている老齢の方は、立ち上がって動くことが難しいかもしれません。そのような場合は脚を揺らしてあげるだけでも効果があります。
脚を左右にゆっくりと揺らして下さい。出来ればお互いに揺らし合いをしてあげたほうがよいと思います。
お年寄りで弱っている方など脚を揺らしてあげるのは血液や体液循環が良くなるので良いかと思います。
ただし揺らして気持ちよい程度がよいです。痛みがでるようなら中止して下さい。
ゆっくりとユラユラ揺らしてあげて下さい。
避難中に体力や気力がなくなってしまうのが心配です。私には私の出来ることをお手伝いします。不安で辛い状況だとは思いますが、落ち着くまで乗り越えて下さい。遠方から応援しております。
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このコラムの執筆専門家
- 渡邊 亜紀子
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