- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
でも、場合によっては怪我をするリスクが高くなりますので、注意が必要です。
では、どんな条件で怪我をしやすいのか?
睡眠不足疲労がたまっている無理に体を動かす
といった状況の場合、早朝のラジオ体操では、体を痛めやすくなります。
その理由は、朝起きたばかりの状態だと、体が目を覚ましていません。
まだ、体を動かす準備段階です。
それに加えて、睡眠不足や疲労が重なると、体を動かせる状態になっていない可能性が高いです。
そこで、体を勢いよく動かすと、筋肉や腱などを痛めてやすくなります。
感覚的には、軽くゆっくり動かすほうが、体を痛めるリスクは下がります。
また、何の問題がないと思っていても、高齢者の方は特に注意が必要です。
一気に体を動かしたために、血管の壁が剥がれて、心筋梗塞や脳梗塞といった症状になる可能性があります。
早朝のラジオ体操は、思い切り体を動かすのではなく、できる範囲で軽くゆっくり動かして、体の目を覚ますことを目的にしましょう。
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このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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