他愛のないおしゃべりとか、食事とか、ときには散歩とか?を通して、建て主の方のご趣味や、これは好きとか、嫌いとか、何よりその人柄に触れさせていただくことが大切かと。
具体的な言葉だけでなく、思い描いている空気みたいなものを感じとるようにしています。
ライフスタイルとか、お互いの間(ま)の中で、図面の上では表現できない何かをつかんでいきます。
このあたりの感覚的なところが実は一番大切なんです。
建て主の方のご要望と合わせて、方位や風の流れ、隣家、木、電柱、上下水道など、敷地周辺の環境などを入念に調査します。というとカタイですが、敷地の感じを何となくつかみながら、プランニングに反映させていきます。
このコラムの執筆専門家
- 鈴木 宏幸
- (建築家)
- アトリエ137
シンプルでナチュラル。気持ちのいい空間を創ります
家は明るく、楽しく、気持ちよくが一番です。より豊かで快適な生活を楽しむための家づくり。住まい手の生活スタイルや敷地の周辺環境を生かした空間づくりを心がけています。「やさしい空間の中に、凛とした空気を感じる」と感想をいただきます。
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