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カナダで高校卒業するための留学

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留学

日本の中学を卒業後の4月、または高校1年生の9月からカナダの高校に入学し、そこで卒業資格を取得する「高校卒業留学」のサポートプログラムを主催しています。

 

1994年、British Columbia で産声をあげたこのプログラムは、多くの成功者を送り出しつつ、時代の変化、カナダ・日本両国の政治・教育の変化に対応しながら進化して来ました。

 

現在は、留学が制御不可能なまでにビジネス化したBritish Columbia に見切りをつけ、日本からの優秀な高校生に柔軟に対応できるAlberta 州の教育制度と共に歩んでいます。

 

脳が言語・異文化を学習する過程、カナダと日本との驚くほどの教育レベルの差、日本の一般高校生の悲惨なまでの英語能力の低さ、精神的幼さ、そして20年に渡り日本人高校生を間近でサポートした経験から言えること。

 

 

1. カナダの高校への留学は、そのレベルについていける学習能力がある日本人生徒のみが目指すべき。

 

カナダの教育制度に対応出来る学習能力とは、受け身で暗記する日本式能力ではなく、クリティカル・シンキングを理解し、自分から独立して学習の動機付けの出来る能力です。

 

普通に日本の教育制度で勉強しているだけでは、このような学習能力を付けることは不可能に近いので、留学を目標とする中学生は、出来るだけ早い時期から特別な準備訓練をすることが不可欠です。

 

 

2. カナダの高校に留学する大きな利点は教育のすべてを吸収し、自分の将来に結びつけることが出来る「卒業資格取得」で最大となる。

 

カナダの高校の卒業資格があれば、カナダ・アメリカはもちろん、世界の一流大学への進学が可能になります。

日本の帰国子女入試も可能です。

 

つまり、将来への選択肢が大きく広がることになります。

 

 

3. 1年程度の短期の留学(留学より単なる長期ホームステイとでも言った方がいいですが)は、貴重な高校生時代の時間とお金の無駄遣いでしかありません。

 

何の準備もなし、精神的にも幼いまま「留学」した日本人高校生たちは、1)日本人留学生の溢れかえるBC州などでは特別なESLという英語の不自由な外国人のクラスに入るだけ 2)アルバータ州では地元の一番レベルの低い生徒のためのコースに入り、そこでゲストとして適当なことをやっているだけ 3)ホストファミリーとは必要最小限のコミュニケーションしか出来ず、学校でも地元の友だちが出来ず、寂しさを紛らわせるのは日本の友達とのSNSか、つるむのは学校内でも外でも他の日本人だけ

 

こんな1年間が待っています。

 

1年を過ぎても、英語力は変わりません。

クリティカル・シンキングの「ク」も理解出来ません。

滞在先での存在感は非常に薄いままです。

帰国してみると、同級生からは勉強面で遅れてしまっています。

能力のないままでのカナダの高校の1年間は、「勉強」とは程遠いレベルだったからです。

 

親は高いお金を出し損です。

日本での大学進学には何のプラスにもならないどころか大きなマイナスとなり、日本ではそのマイナスは一生引きずることになります。

 

でも、でも、1年間外国で経験することはいいことでは?

 

はい。

ただし、本人に能力があり、その1年が自分の将来にどんなプラスがあるのかきちんと計画を持っている場合に限ります。

 

今までに遭遇した「わぁ〜い1年カナダにきちゃったぁ」日本人高校生の中ではそんな生徒にはひとりも遭遇出来ませんでした。

 

 

3. 短期「留学」生は留学業者にとっては絶好の商品

 

インターネットにあふれる留学業者の儲け頭は、1年以内の短期の「留学」と呼ぶものです。

特別な準備をするでもなし、適正を調べるでもなし、申しこめば誰でも送ります。

どうせ1年で帰ってくるのだから、どんな環境に入れようがたいした問題ではないと考えています。

送り先は、留学生の授業料をとても必要とする学区です。

カナダの地元高校生には無料な高校の授業料に、日本人は年間100~150万払います。

魅力ですね。

 

留学業者にも魅力です。

「放っていてもいい」短期日本人を送ってくるどんどん送り込む業者には高いリベートが出ます。

6名以上送るとかなりのリベート率になります。

 

商品の方の日本人高校生も親も、業者の言いなりに高いお金を払います。

実際に必要な費用より高い設定をしているホームページがわんさかあります。

 

つまり、留学業者にはおいしい話でしかありません。

「短期留学」は。

 

学区からはリベート、親からは割増分のボロい儲け。

面倒を見る必要もない。

 

そして、こんな業者にもっとおいしい話が出来てしまいました。

日本政府の始めた奨学金制度です。

 

 

4. 日本政府が企業の協力を得て始めた奨学金トビタテの不可解さ

 

高校生への奨学金は最初は非常に短期だけであったのが、今年から1年留学が追加されました。

アカデミックロングと呼ぶらしいですが、実態を無視しているどころか、上記業者の留学ビジネス化を更に助長させるものだと思い大きな危惧を感じています。

 

1年の奨学金に応募する条件の中で非常に気になるのが:

「留学終了後、日本の在籍高等学校等で学業を継続し、卒業を目指す生徒等」

 

要するに1年以上外国で勉強する生徒には奨学金は出さない。

こういうことですね。

 

日本政府の「留学」の定義を聞いてみたいものです。

 

トビタテのホームページには

「日本代表プログラムの主旨を理解し応募要件を満たすプログラムを有している留学エージェント等」のリストまで出ています。

 

留学業者たちがロビー活動をしたのかと疑いが出てくる癒着ぶりです。

日本の外の教育者たちが、こんな「短期お遊び留学」をどう見ているかも全く知らないかのような動きです。

 

せっかく出す奨学金。

もっと本気の、能力のある、将来の日本と留学先をむすぶ役割を担えるだけの優秀な生徒を助けるべきだと心より思います。

 

 

5. カナダの良心的な教育学区より

 

いくらなんでも、カナダの教育関係者たちが声を出し始めました。

 

以前より「日本からの生徒は勉強には興味がなく文化経験だけですよね。」と言われています。

英語が出来なさ過ぎるので、それしかやらせることが出来ないというもの一因ですが、情けない話です。

短期の日本人留学生の質の低さが話題になるたびに、本気の優秀な日本人の評判まで傷つけられたようで悔しい思いをして来ました。

 

準備も能力もなしでカナダに来るのはやめてほしいと、つくづく思います。

 

カナダの教育者たちもそう思い始めました。

 

私が送る生徒たちの質と、積極さと、能力と、サポートの凄さを見た人たちが、特にそう思い始めました。

「こんな生徒ならもっとほしい。 地元のためにもなるし。」と。

 

 

カナダ留学を考えている日本の中学生のみなさん。

道のりは険しいし、たくさんの努力が必要です。

日本の学校でも優秀であることも必須です。

「日本で失敗したからカナダに行こう」はもっと重大な失敗にまっしぐらとなります。

 

それらを理解した上で、ぜひ頑張ってみたい! カナダで自分の将来を創りたい!と思ったらいつでも連絡してください。

喜んでお手伝い致します。

 

Come Join Us in Canada!!

 

Machiko Osawa & Robert McMillan

 

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