というご要望をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
床から天井までいっぱいいっぱいの本棚は収納量も多く
憧れますよね。
写真の住まいでは、杉の無垢の厚板(厚さ40ミリ)のものを壁に固定。
杉の無垢板の束(こちらはやや薄く24ミリ)を棚板のあいだ、あいだに差し込んで固定しています。
このデザインのポイントは、束材が本と本の間に隠れ、
棚板の水平ラインが強調されて、
空間が流れるような感覚をだそうとしています。
本棚は存在感がありますから、
とかく重い、ごちゃっとした雰囲気になりがちです。
そこを水平ラインを強調することによって
奥行き感や、広がり感を演出しようというデザイン上の狙いがあります。