- 藍原 節文
- 株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
表現することができます。それでは、私が持っている2種類の名刺について
少しだけ解説させていただきます。
上記2種類の名刺、相手に与える印象はいかがでしょうか。
どちらも元になっているのは私本人ですが、似顔絵の作成方法一つで相手に
与える印象が変わってきます。
1の名刺に関しては、私そのものをリアルに表現してます。
この名刺には力強さが感じられると思いませんか?
会社の代表としての強さと人としての優しさを表現できればと思って作成しま
した。どことなく「できる人(?)」っぽく見えませんか。
この名刺は主に会社の代表の方や役職のついている方と名刺交換する際に
使用しています。この名刺作成の目的は、「これ、実はイラストなんですよ」
というトークから話を展開していくことにあります。
一見すると写真にも見えるこのイラスト。リアルに作りすぎる事を利用し、
初対面の方と話すきっかけを作り出すには最適のツールとなっています。
2の名刺に関しては、二頭身で全身を表現することでアニメチックな名刺に
なっており、親近感と安心感を持ってもらい、面白さ・楽しさを強調した
似顔絵になっています。
この名刺は主に、取引先様の社員の方々とお会いする際に使用しています。
この名刺作成の目的は、どうしても社長という肩書きを持っていると相手が
敬遠してしまう場合がありますので、ちょっとした面白さを名刺で表現する
ことで、最初の壁をとり去ることにあります。
いかがでしょうか?
単に文字やキャッチコピーが多い「情報量の多い名刺」でもなく、単なる顔
や似顔絵の入った「顔の見える名刺」でもありません。相手にどのような印象
を持っていただきたいのか、この名刺によって伝えたいことは何なのかに
よって、同じ人の名刺でも印象がまったく異なってくるのです。
自分以上に自分を表現する名刺。
それは、あなたが多くを語らずとも、名刺を相手に渡すだけで効果を発揮する
名刺なのです。