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閲覧数順 2017年10月20日更新

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今は外貨建て保険に加入するタイミングではない

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ファイナンシャルプランナーの久保逸郎です。
年度末を迎えて「保険会社などの金融機関から外貨建て終身保険などの提案を受けていて、加入していいのかどうか教えてほしい」という内容の相談が増えています。


マイナス金利が導入されて、預金残高を増やしたくない銀行が外貨建て終身保険に誘導していることも背景にあるようですが、はっきりと「今は外貨建て終身保険を含めて、外貨建て保険には加入するべきではない」とお答えしています。


先進国の金利は最低水準 

その理由としては、外貨建て保険は主に米ドル・ユーロ・豪ドルなどで運用を行いますが、それらの地域(国)の金利水準が現在最低レベルにあるからです。


金融商品を購入(加入)する際の基本は、「金利が高いタイミングでは固定金利の商品、金利が低いタイミングでは変動金利の商品」を選ぶのが基本になります。


現在の状況はというと、米国はリーマン・ショック以降ずっと続けてきた金融緩和を方向転換して、昨年12月に1回目の利上げを行ったばかりです。
先日のFOMCでも年内にあと2回程度の利上げが示唆されたタイミングで、金利水準でいうとようやく底を打って反転を始めたところです。


ユーロに関しては3月に入って欧州中央銀行(ECB)がマイナス金利の幅をさらに0.1%引き下げて、政策金利をマイナス0.4%にしました。
マイナス金利は銀行の収益を引き下げる副作用などがあるため、「これ以上のマイナス幅拡大はない」という発言もありました。金利水準としては最低レベルであると考えて差し支えないでしょう。


また、豪ドルに関しては、内需の状況はけっして弱くはないものの、鉄鉱石価格の下落等で資源セクターを中心にダメージが大きかったため、近年は段階的に利下げが行われて政策金利は2.0%まで下がりました。
しかし、最近の鉄鉱石価格は反転し始めています。
また、住宅市場なども活況であるため、オーストラリア準備銀行(RBA)による年内は金利は据え置きという見方が強くなっています。
底堅い内需に加えて、これから資源価格が上昇すれば、いずれどこかで利上げに転じてもおかしくない状況と思われます。
したがって豪ドルについても今の金利水準は最低レベルにあると考えていいと思います。
 


為替差益を狙うならFXや外貨建てMMFなどを活用する

預貯金や円建て金融商品などと比べれば多少金利面で優位にあるのは事実ですが、このように金利水準が最低レベルにあるタイミングで、長期間金利を固定してしまう外貨建て保険に加入することは得策ではありません。


足元ではリスクオフの空気から円高が進んでいますので、将来的な円安期待で為替差益を狙いにいく場合でも、金利水準から考えればFX(外国為替証拠金取引)や外貨建てMMFのような変動金利の商品、または短期債中心の外債ファンドなど活用するべきだと思います。


とくにFX(外国為替証拠金取引)や外貨建てMMFのほうが、保険と比べて圧倒的にコスト負担が少なくて済みます。
為替差益を狙う場合はコスト負担を少なくすることは大事です。


住宅ローンなどのローン商品を含めて、金融商品を選ぶには押さえておくべき基本があります。
基本を押さえておけば、大抵は大きな失敗はしないものです。
判断に迷った時こそ、基本を大切にしていただきたいと思います。

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