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未来に向かうカナダの教育 vs. 過去に向かう愛媛の教育

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Critical Analytical Response to Literary Texts Assignment

(文学作品へのクリティカル・シンキングに基づいた分析)


3月に愛媛県立今治西高校を卒業し、カナダの大学進学事前準備のため、カナダアルバータ州の高校12年生に4ヶ月編入留学した生徒が取り組んでいる課題です。


アルバータ州の高校教育過程は生徒の知的レベルにより、−1(最高レベル)−2(−1からはかなり遅れた簡単なレベル)−4(通常の学習のこなせない生徒のレベル)厳しく分けられています。

Super World Club, 私大澤眞知子と、パートナーのRobert McMillan の綿密な準備プログラムかた巣立ったこの生徒は、なんと!日本人としては快挙のENGLISH 30-1 に編入を認められました。

カナダの優等生たちが学ぶ環境です。


そのENGLISH 30-1 で出た課題のうちのひとつが上記のものです。

 

具体的に何をするかというと:

Short stories, novels, plays, screenplays, films, or other literary texts (授業ですべて読みます)の中から一つ選択。 その選択したものは、自分にとって意味深いものであり、課題の内容に沿うものであること。


Discuss the idea(s) developed by the text creator in your chosen text about the interplay between fear and foresight when individuals make life altering choices.


(選んだ作品の登場人物が人生を変える選択を行った際に感じた「恐れ」と「先見力」が相互に影響を与えた過程をdiscuss(多方面から分析)しなさい。)


3. プラン(これも提出します)をたて、実際に書いていく過程でも、注意点が色々あり、それをすべてクリアし、初めて点数をつけてもらえます。



ある物事について、あらゆる方向から分析、クリティカル・シンキングのスキルを磨いていく。

これがENGLISH 30-1 だけでなく、すべての教科で繰り広げられます。

カナダの大学レベルが高いわけですよね。


クリティカル・シンキング:物事を、論理的・科学的・客観的・批判的に分析し答えに近づいていく思考法。 答えは必ずしも100%確実なものではなく、新しい証拠が出てくるたびに変わって行くものだと理解することが必須。


このクリティカル・シンキングの基本を徹底的に訓練するのがカナダの高校の目的であり、それを社会全体が同じクリティカル・シンキングで支えています。


何にでも興味を持ち、疑問を持ち、自分の考えを組み立てていける大人を作る教育制度のカナダです。



それに引き換え。。。。。

本日の日経新聞の記事から:


「高校生の政治活動参加は校則で届け義務化ー全国で愛媛県の県立高校のみ」


「選挙年齢引き上げを受け、文科省は昨年10月に都道府県教委などに通知を出し、高校生が放課後や休日に郊外で行う政治活動や選挙運動を容認した」ことに対する愛媛県の信じられない権利侵害規則です。


もともと高校生の政治活動が認められていなかったことも恐ろしく問題ですが、愛媛県!には呆れ果てます。


「自分で考え、自分で判断を下す」機会を必死で妨げようとする化石のような教育の試みが、一体どんな大人をこの国の社会に送り出しているのか、現実は明らかなはずなんですけどね。


全国唯一の自転車ヘルメット義務化のあたりから、愛媛県の教育は一挙に封建時代に逆戻りしたと感じます。


もっともっと積極的に子どもたちをここから逃がすしかないと、本気で思い始めました。

 

愛媛の子どもたち!

折角持って生まれた能力を完全に摘み取られる教育から飛び出して、自分を大きく伸ばせるカナダに行こう!


Come and talk to me and Robert!

Canada will welcome you!!!!


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