ライザップ失敗日記について - 体の不調・各部の痛み全般 - 専門家プロファイル

有限会社 木村爽健 代表
東京都
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対象:体の不調・各部の痛み

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ライザップ失敗日記について

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「ライザップ全16回終了してから、原因不明のまま増量していました。
なにを食べても痩せない。便秘は治らない。生理不順に悩まされていました。」

アメブロで話題になっていた
「女子大生のライザップ失敗日記」
からの引用です。

ライザップ終了後、3ヶ月で生理不順は治り
6か月後には好きなものを食べて
体重が減少したみたいです。

この女子大生は、真面目にライザップの
メニューをこなして食事制限もして、
プロテインなどをとっていたようです。

ところが、ライザップの言うとおりにしても
全く体重は減らないで増えることもあり
一週間の便秘や生理不順も出ていたようです。

この女子大生はライザップをやめて正解です。
続けていたら、病気になった可能性もあります。

一番の問題は、ライザップを始めてから
生理不順で生理が来なくなったということです。

女子大生という20歳前後の年で
生理が来なくなるというのは、異常事態です。

身体機能が極端に低下している、いわば
病気準備段階です。

糖質制限をやめて普通の食事をしてから
健康的にやせて、生理周期も安定したと
書いてありました。

若い年代で、活発に動く回る人たちは
エネルギー代謝が多いので、糖質は
ある程度必要です。

女子大生は、トレーナーに対して
・生理が来ない
・便秘が一週間続く
・トレーニング中に汗をかきにくくなった
体重が増えている

など、ライザップの理想的な変化とは
かけ離れた反応について、質問を
したようですが、返答は無かったそうです。

ライザップのやり方に当てはまる人もいれば、
そうでない人もいると思いますが
病気になるかも知れない兆候を見せている人を
放置するのは一番まずい対応ですね。

糖質制限は、もろ刃の剣です。

解糖系ーTCA回路ー電子伝達系
という細胞を動かすためのエネルギーである
ATP生産回路の、最初の原料である
糖質を減らしてしまいます。

もちろん、タンパク質や脂肪を使って
ATP生産をすることもできますが
日本人は、それほど肉食ではありません。

一日に数キロ肉を食べないと
タンパク質の量が足りなくなります。

当然、行き過ぎた糖質制限は
エネルギー不足を生みます。

私たちの体の中にある筋肉を切り崩したりして
タンパク質を調達するようになると
筋肉が減ります。

そうすると、血液を動かすふくらはぎなどの
筋肉が弱り、冷え性や血液循環も悪化します。

その他、骨粗鬆症や寝たきりなど、病気リスクが
増えるということも、現場の医師たちが
警告しています。

毎食、大盛ごはん2杯食べているなら
普通盛1杯にしたほうが良いですが、
あまりにも糖質を削ると体がボロボロに
なることは覚悟したほうが良いですね。

そんな無理してダイエットするくらいなら
まずは、細胞の活動をあげることを
考えたほうが良いと思います。

ミトコンドリアが必要な電子を大量に
送り込むことで、細胞代謝はあがります。

ビタミンCや軽い運動、深呼吸、気功
など色々できることはあります。

道具を使うなら、電子浴ができる
LIZAVE(ライザブ)がお勧めです。

ライザブはこちらをごらんください。




写真は、深大寺にある鬼太郎茶屋

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