2016年 2月26日株価小康 日経平均・各国株価指数・国債利回り・商品先物価格騰落率 - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
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東京都
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2016年 2月26日株価小康 日経平均・各国株価指数・国債利回り・商品先物価格騰落率

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■2016年2月第四週のマーケット情報
第四週は、株価下落に一時的な小康状態が訪れました。今週はロシア・サウジアラビア等4か国の原油生産の現状維持が合意されたことから、原油価格が下げ止まり、30ドルをキープできたからです。
下図は過去1年(2015年2月26日から2016年2月26日)のNY原油価格WTI(黄色)、NY金先物価格(ブルー)、商品価格を代表するCRB指数(紫色)の推移です

160226NY原油価格・NY金先物価格・CRB指数

2月10日以降原油価格は上昇、金は12月から緩やかな上昇トレンドとなり、昨年を上回る価格まで上昇してきました。CRB指数は原油・金だけでないのですが1月からは横ばいで推移しています。
■世界株価の概要
今週も引き続き多くの国で、続伸しています。
世界を幅広くカバーしている、MSCIオールワールド・インデックスは0.94%の続伸。
先進国株価を代表するMSCIワールドインデックスは1.06%の続伸、新興国のMSCIエマージング指数は-013%で小幅ですが反落です。

地域では、日本は上昇していますが、オーストラリア、中国が下落し、アジア太平洋指数は-0.02%の横ばいです。
ヨーロッパの代表的指数STOXX600は1.58%の続伸。
産油国が集まる中東・アフリカを代表するブルンバーグGCC200指数も小幅な0.66%上昇しています。

・米国概況
米国株は続伸しています。ニューヨークダウは1.51%の上昇、ナスダック総合指数も1.91%の上昇、S&P500も1.58%上昇しています。
上昇は小幅にとどまり、シカゴのVIX(恐怖)指数は前週末の20.53㌽から今週末は19.81㌽に低下しました。

・日本概況
前週は大きく反発し今週も続伸しています。日経225平均は1.38%の上昇で16,000円台を回復、TOPIXは1.51%の上昇、ジャスダックは2.03%の上昇でマザーズは先週に続き4.25%の上昇です。
マイナス金利の影響が最も現れるリートは上昇、東証リート指数は2.61%の続伸です。

・中国概況
香港のハンセン指数は0.02%と横ばいです、ハンセンH株(中国本土株)指数も小幅な0.41%の上昇ですが、
G20の議長国である、中国の上海総合指数は2767.21ポイントで-3.25%下落しています。
昨日G20の合意内容が発表されましたが、実効策が見えない内容ですので、これで世界が急激に変わるとは思えません。

■先進国株価指数
●多くの国で続伸しています。
 前週に引き続き日本株が続伸しています。特にマザーズは4.25%の上昇です。

160226先進国株価指数週間騰落率

今週も上昇1位は、日本のマザーズで4.25%の上昇、2位はイタリアのミラノのFTSE MIB指数で
3.78%の上昇、3位はデンマークのOSEコペンハーゲン指数で3.31%の上昇です。

一方、下落1位はオーストラリアのシドニーASXで-1.26%、2位は香港ハンセンH株指数(中国本土株)の-0.96%の下落、3位はシンガポールのST指数で-0.28%でした。

騰落1位どうしの乖離は5.51ポイントと小幅でした。

■新興国・フロンティア国の株価指数騰落率
●新興国の株価指数の多くも続伸しています。

160226新興国およびフロンティア国株価指数週間騰落率

上昇1位は、アルゼンチンのメルバル指数で、9.33%の上昇、2位はギリシャのアテネ総合指数で5.53%の続伸、3位はロシアのRTSIの4.33%で続伸です。

下落した指数の割合はフロンティア国が多く、1位は中国の上海総合指数で-3.25%の続落、2位は、インド・ムンバイのSENSEX30指数で-2.34%の下落、3位はモロッコの全株価指数で-2.33%の下落でした。

騰落1位同士の乖離は12.58㌽です。

■主要長期国債利回り変化
今週の長期10年国債の利回りは、米国とカナダ、ブラジルを除き、日本、大洋州、ヨーロッパが低下しています(価格は上昇)。除き豪州・新西蘭を除き低下しています。マイナス金利に揺れる欧州は軒並みていか(価格は上昇)、日本の10年国債は10年のものとして史上初めてマイナス金利になっています

160226主要長期国債利回り週間変化

■主要商品先物価格及び商品指数
〇石油価格が大幅に上昇しました。

160226主要商品先物価格および商品指数週間騰落率

・原油はNYのWTIは10.59%の値上がりで30ドル台を維持、北海ブレントも6.331%の値上がりし35.10ドル、ドバイスポット原油30ドル台で横ばいです。
一方、NYの天然ガスは小幅な-0.72%ですが続落です。
・穀物は3品とも下げています。
・CRB指数は上昇、日経商品17種指数も小幅ですが上昇しています。

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
ファイナンシャルプランニングと投資助言で人生設計から資産形成までサポートする保険や投資信託等金融商品を販売しないフィーオンリーのアメリカ型ファイナンシャル・プランナー≒独立系顧問料制アドバイザー。
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