- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
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対象:家計・ライフプラン
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
こんにちは!
さて、厚生労働省の毎月勤労統計によれば、
2015年の実質賃金が、前年比0.9%減少し、
4年連続でマイナスとなったことがわかりました。
名目賃金である現金給与総額については、0.1%増加し、
2年連続のプラスとなりましたが、
消費者物価指数が1.0%上昇したため、
物価上昇に賃上げが追い付かなかった格好です。
アベノミクスの成長戦略には、
企業収益の向上を図ると共に、
個人への配分(所得増加)が大きなポイントと言われてきました。
そして昨年、安倍首相は、大企業に対し、
ベースアップや賃上げにも言及しました。
それを受け、大企業を中心に、賃金上昇は見られましたが、
残念ながら日本全体としては、実質賃金は上がらなかったようです。
年明け以降、為替が大きく「円高方向」に振れたこともあり、
企業は賃上げに対しては、より慎重になることも十分に考えられます。
もともと、政治が民間企業の“お財布の中身”に言及すること自体が、
どうかという意見もありますが、いずれにしても無い袖は振れません。
中小企業も含め、しっかりと日本全体の底上げをし、
個別企業の努力により付加価値を高め、
そして個人の能力向上により、収益性を高める。
“給与を上げるための王道”は、今後も変わらない気がします。
踏ん張り、頑張るしかないですね!
それでは、今週末も、穏やかな日々となりますように。
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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