それは、「環境と駅からの距離」のバランスです。
住まいを目的として購入を考えている方の大半は、
「環境の良さ」を求めています。
日頃、ヒアリングをしていて、
優先順位で常に上位に出てくる条件の一つです。
一般的に環境が良い場所とは、
・住宅地で区画が整然とされている
・近くに公園や緑のあるエリア
などでしょう。
通常、駅から近ければ、用途地域が商業地域だったり、
中高層地域の場合が多く建蔽率・容積率も高いので、環境は落ちます。
逆に駅から遠くなれば、環境が良いのは当たり前です。
最近は車社会なので、駅から遠くても気にされない方もいますが、
それはまだ少数派で、多くの方は駅からの距離の優先順位が高いのです。
環境が良くて、駅からも近い、2つのバランスのとれた物件は人気もあり、
当然坪単価も高くなります。
立地と環境とのバランスがよく、相場並みの価格であれば購入する価値があります。
また、駅から物件までのアプローチも確認してください。
最近は物騒なので、駅からの帰り道に暗い夜道(街路灯がない)
を通らなければならないアプローチは女性から敬遠されがちです。
また小さなお子様がいらっしゃるご家庭は、
・大きな通りを渡らなければならない
・横断歩道やガードレールがない
なども気をつけてチェックしましょう。
他にも住環境だけではなく、「教育環境」を重視される方も増えています。
文教施設が整っている、学校の評判がいいなどはプラスポイントです。
「住環境」「教育環境」「立地」のバランスが大事です
すべていい条件であれば、相場よりも高いですが、
土地相場が下落しても、値崩れはありません。