「最近の若い社員は指示待ちで受身が多い」
「やらされ感で働いている」
「もっと積極的に、自ら行動できる社員になってほしい」
確かに、会社側が求めるジンザイは、
「自ら進んで仕事をする積極性を持ち、自分自身をきちんと管理できる
―すなわち、自分の立場や役割、状況を認識した上で、自発的に
業務を遂行することが出来る人」
ということでしょう。
一言で「できる」「できない」と比べることはしないが、
たしかに元気でいきいき頑張っている人と、くすんで見える人が出てくる。
その違いはなにか?
私は「能力」の違いではなく、一つは、物事の受け留め方の差ではないかと感じる。
受け留め方、物事への視点の置き方は、思っている以上に結果を変える。
「なんで、雨なんだ」「何で自分ばかりが」「何故こんなことをしなければならないのか」
と考えてプラスになることはあるだろうか? NO!
この『何故、何で』は、結局「それでもしなければならない」とのやらされ感や
引き算(マイナスの感情になる)になってしまう。
これでは、せっかくがんばっているのにもったいない!
「喜びのある仕事をするために、できることは何だろう?」と考えるくせをつけて
出来ることをやってみよう!何かが変わるはず。
もう一つは、「初心忘るべからず」で、最初のまっすぐで『素直』だった自分に
帰って、「ハイ!」とやってみよう!
そして、〜自分のこころが響く場所〜、〜迷ったら帰る始まりの場所〜
を、きちんと心の中に創っておこう。
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このコラムの執筆専門家
- 渡部 真由美
- (ビジネスコーチ)
- オフィスシエン 代表
成長とやりがいを心から支援します。
「人は自分がしたいこと、なりたい自分がわかったら、もっと幸せになれる」「したいことをする能力も持っている」私はそれを信じ、実感できる仕事に喜びを感じています。コーチと日本航空の国際客室乗務員他の経験を活かした研修の両面から全力で応援します。